言っておくけど、漏れは別に二郎のようなラーメンはそれはそれで、
B級グルメのベクトルを突き詰めた一つのジャンルだと思うし、
こういうのが好きな人がたくさんいることは否定しない。それを低レベルとも言わない。
ただし、二郎中毒という人がそれしか目に入らなくて、
他のグルメ系の料理一般が物足りないと言うようだったら、味覚の視野が狭いとは思う。
でも、一番おかしいと思うのは、「ラヲタvs庶民」という単純な二項対立図式を立てて、
あたかも二郎を「庶民派」の代表のようにして語るところ。
庶民と一口に言っても、あの量は明らかに食欲旺盛な若者層にターゲットを絞ってるし、
塩分や動物性脂にも、庶民として普通に健康に気を遣う人には敬遠されるものがあるし、
好みの問題にしても、昔ながらの「支那そば」好きの層には理解されないタイプでもある。
ちっとも庶民全般を代表するラーメンとは思えないのに、
自分の好みを中心に考えるせいで、かなり偏った語り方になってるよ。
それと、漏れはスープ一口、麺一口で一日10店回るような職業的ラヲタじゃないんで。
二郎だって、頼んだ以上はスープまで完食する。食後はお腹がパンパンで苦しいけど。
お気に入りの店を持つ方がいいって言うのは漏れもそう。ただし近所にはないだけ。
あまのやと醤伍がなくなって以来、首都圏には通うほどのお気に入りがなくなった。
今は名古屋、京都、神戸、広島と全国の地方都市に分散してる。あ、海新山だけは別。