◆八王子のラーメン屋・パート２５◆

懐石料理（グルメ）と牛丼（Ｂ級グルメ）という例えで言うなら、
鏡花はどちらかと言えば、懐石料理の材料で牛丼を作ったタイプ。
二郎インスパイアなんかは無論だけど、レギュラーメニューの鶏想麺だって、
素材自体の風味というよりは旨みに特化していて、ジャンク志向な面がある。
それでも、二郎くらいの味付けが基準の人には弱く感じられるだろうけど。

本当に、懐石料理の材料で懐石料理を作ったというようなラーメンは町田の勇次。
漏れは美味いと思ったけど、これを積極的に人に勧めたことはない。
なぜかと言えば、ラーメンという食べ物はグルメとＢ級グルメ、
どちらのベクトルも切り離せないものだと思うから。
繰り返しになるけど、漏れは新規性や単なる技術でラーメンを評価したことはない。
新規性だけでもてはやされた福生の雫、技術に走ってるラ博の欅や渡辺樹庵系の店、
どちらについても、騒がれるほどじゃないって何度も言ってきたし。

大体、>>65 >>67は誤解してるよね。
漏れが普通のラーメンでは吾衛門を第一に勧めたという点についてはスルー？
鏡花をとりたててそんなに評価してる？>>54と>>59の鏡花に対する言及を見ても？
つけ麺に関してだと、グルメ・Ｂ級グルメどちらのベクトルも総合して青葉を勧めたの。
手抜きのある日は別として、麺・スープ・具、全てに渡って気配りが行き届いてるし、
素材が上質でありつつ、「牛丼」的なキャッチィな旨みも備えてる。
藍華はグルメのベクトルでややマイナス点が入るし、庶民的にしても人を選ぶ癖がある。
独自性、あるいは君が否定的にいう「新規性」みたいな要素が大きいのも藍華だよ。
何もラヲタが喜びそうな雰囲気や拘り素材の店ばかりが新規性を出してるわけじゃない。
そういうわけで、白紙の状態の人に無難に第一に勧められるつけ麺は青葉だったの。