船橋のらーめん屋ってどうよ?3

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この天気ならさすがに空いてるだろうと思い、久々に「やぶれかぶれ」へ。
予想が当たり、21:00頃で先客1人。「醤油+香味+こってり」を注文。
相変わらず美味いが、以前に比べて若干塩分控え目になったような気も。
スープは安定してるようだけど、背脂や香味の量が毎回違うことが多く、
上が1cm近く油の層になることもあれば、全然少ないときもあり、今日は
少なかった。「なりたけ」のような店が店員によってムラがあるというのなら
分かるものの、作り手が一人なんだから、もうちょい安定してほしい。
食べ始め、何か麺とスープが一体化しないような違和感を感じたんだけど、
中盤あたりからいい感じになってきた。店主は硬茹でにこだわってるけど、
あの麺はある程度柔らか目の方が美味いんじゃないか? なんて余計な
お世話だろうけど。

化調の話が出てますが、いつも化調ギンギンの豚骨醤油を常食する中、
「やぶかぶ」で食べると、化調の味など分からぬくせに「化調っぽさが無い」
というか「味が澄んでる」というか「飲み干してもあまり体に悪くなさそう」と
いう印象を受ける。俺の気のせいなのか、本当に化調が少ないのか・・・。

今日も含めて、「やぶかぶ」には月1回行くかどうか程度のペースなのに、
店主夫婦は「“今日”はどうされますか?」「“今日”はいつもより早いっスね」
など、なぜか常連客向けの言葉を連発。二人の表情から、それらの言葉
が天然なのか計算なのかネタなのかを窺い知ることはできなかったが、
「巧いな」と思った。俺は常連扱いされて話し掛けられたりするより黙々と
食べる方が好きなタチだから効果は無いが、常連を自負したいお客には
効果抜群だと思う。まあ、接客業の世界ではほんの初歩的なテクニック
なのかも知れないが、接客業ド素人の俺は感心しますた。