とんこつラーメンで関東と九州の質の違い

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504500
わしじゃ。
いつの間にか500をゲットしとった。
わしは、そげんこつには興味ないのに……。
皆の衆、すまんのう。

>>503
わしと同じ思いの九州人は多いんやねえ。

古き良き(? むしろ、悪き、か)時代の逸話をひとつ。

ブリヂストンの工場が小平あたりにあるじゃろ。
一時、九州人たちの間で、あそこの社員食堂の
ラーメンがうまい、ちゅう話が出回とっとった。
ブリヂストンといえば創業者は久留米出身。
社員も福岡県をはじめとして九州出身者が多い
ちゅう話で(この話は本当らしい。最近は
少なくなったそうじゃが、昔は九州人が多かった
らしい)、
そのため、工場の社員食堂のラーメンも
醤油ラーメンじゃのうてとんこつラーメンで、
味も本格的ちゅう話じゃった。
ある日、とんこつラーメンに飢えた九州人たち数人が
どうしてもそのラーメンを食いたくてブリヂストンの
工場まで行ったそうじゃ。
しかし、部外者は入れん。
が、そこで諦める男たちじゃなか。
そのうちの一人が、守衛さんに、
「ここのラーメンが食いたくてきました。なんとか
入れていただけないでしょうか」
と深刻な表情で頼んだ。
ダメモトじゃった。
守衛さんは、
「あんたたち、どこん人ね」
と訊いてきた。
505500:02/02/23 02:29
(承前)

男たちには懐かしい九州弁じゃった。
「福岡、小倉、大分」
などと男たちが答えると、
守衛さんは、わしは久留米、といい
「確かにここんラーメンはうまか。
あんたたちも九州んラーメンに飢えとるんやね。
わしもここに就職するまでは、とんこつラーメンに
不自由しとったけん、そん気持ちはようわかる。
よか、わしが入れてやるけん、思う存分、
食うてきない」

男たちは見事潜入に成功し、
ラーメンを食うことに成功したそうで、
その味は絶品じゃったらしい。

しかし、その後、この話が東京の九州人たちの間に
広まり、俺も俺もと押し寄せてきたため、
守衛さんは上司から怒られ、
関係のない九州人が入場することは
不可能になったということじゃ。

そのため、ブリヂストンに入社する男も
出たというが、
この部分を含め、上記の話は、
あくまでも九州人がいかにとんこつラーメンに
不自由していたかを示す、あくまでも逸話。