文楽はやめれ!!

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750重要無名文化財
1の元兄弟子でございます。
このたびは元弟弟子がご迷惑おかけしてしまい、誠に申し訳ございません。
1は入門時から記憶力の悪い子で、ずっとそれを気にしておりました。
入門一年目から「一生ツメ人形一生黒子」といじめられ続け、
稽古から帰って来るといつも風呂場の片隅にうずくまっていたようです。
19歳の頃でしょうか、あの子が急に「俺、人間国宝になる。
人間国宝になってお三輪遣ってやる」と言い出したのは。
それから弟弟子は熱心に稽古し、ついには若手の会で頭巾から顔を出すまでに
なりました。
ですがその反面、相変わらず苛められ、嫌われ続けていたようで、
偽善者で温厚な紳士の私が暇つぶしに声をかけてやるといつも泣きじゃくっていたものです。
やっとできた彼のファンのおぼこい少女を、私が喰った挙句捨て、チケット
だけは買わせて金をゲットすることだけは欠かさなかったせいでしょうか、
いつからか、泣きじゃくる変わりに「絶対お前(私です)には勝って
やる」とブツブツつぶやき続けるようになりました。
わたしは思いました「ああ、コイツをもう追い出してしまおう」と。
一度は自分の人脈を駆使して失脚させた1ですが、
こうして皆様にご迷惑をおかけしているのを見ると、元兄弟子として見ている
ことは出来ません。
ただちに私のSFでも押し付け、私の喰った女達の水子供養でも手伝わせよう思います。
本当にご迷惑おかけしました。