客席のイタいヤツ

このエントリーをはてなブックマークに追加
400重要無名文化財
いかにも正論な着物のしきたりっていつからなんでしょう?
私、着物に関して言えば本当に男に生まれたかったです。
女性の着物って、結局は武士階級か金に飽かせた大店系の仰々しいスタイル
しか残らなかった訳でしょ?
江戸の庶民なんて、それこそ年中着たきりだったし、袷で秋、冬になれば
それにゆとりのある家では綿をいれ、春になればバラして二枚の単衣に変身
させて着回した。
古着屋で調達が基本だったし、帯だって袖だってもっともっと機能的だった。
正絹なんてとんでもなく高値でしたし、木綿が普通だったんです。
浴衣が寝巻き?うーん、寝巻きもなく着たきり雀か襦袢で寝てた人も多かった。
着物文化って、それはそれでステキですが、着る側の意識がかなり硬直化して
ることも事実だと思いますよ。
時代がたって、余計に保守化・儀礼化してるしねーー(溜息)。
そして、着物文化に馴染んでいる人は往々にして和装入門者にシビアで意地悪
なんですよね。
>>399 >一流の劇場に浴衣はおかしいのよ。
一流の劇場といっても・・・。三階席や幕見はどうなんでしょうか?
一流という定義もわからない。安い席は三流なんでしょうかね?
安い席の入口だけ別であればともかく、まるで一緒の場所から、ハイソもセレ
ブも文化人も学生も貧乏人も、みんな同じ劇場にはいるんですよ。
おまけに発端は夏歌舞伎だっていうのに、ともかく「駄目」の一点張りだしね。
約束事も大事ですけど、その約束事っていうのがそれほど盤石のものなのか?
ということを、もう少し考えてみてもいいと思います。