偏差値30からの落語入門

このエントリーをはてなブックマークに追加
145名無しさん@お腹いっぱい。
わかってない人がいるみたいなので、ちょっと解説。
七代目林家正蔵は、三平の父親(つまりこぶ平の祖父)。
八代目は、本来であれば息子の三平が継ぐはずだったが、のちの彦六が「小さん」の
名跡争奪に敗れたので、小さんに並ぶような大きい名前ということで「正蔵」を
海老名家から「一代限り」の約束で借り受けた。そろそろ名前を海老名家に返して、
三平に継いでもらおうと思ったら若くして亡くなってしまったのです。
でも約束ですから名前は海老名家に返して、自分は彦六を名乗りました。

というわけで「正蔵」の名前は海老名家のこぶ平が継ぐしかないんです。
それを、海老名家以外の人(小朝とか)が、また持っていけるわけがない。
「小朝が正蔵狙い」というネタは、三平の娘(泰葉さん)を嫁にもらった
時に出てきた、デマというか陰口みたいなもの。今となっては懐かしい話だ。