市川海老蔵 九十

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413重要無名文化財
海老蔵「新たな歌舞伎人生の始まり」 8・3から初自主公演「ABKAI」上演

2013年2月21日

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(35)が8月に初めて歌舞伎の自主公演を行うことが決まった。
「ABKAI(えびかい)」と題して8月3日から18日まで、東京・渋谷のシアターコクーンで上演する。
 市川家の芸として代々受け継いできた歌舞伎十八番のうち、滅多に上演されない「蛇柳(じゃやなぎ)」
を66年ぶりに上演する。失恋した末に死んだ娘の魂が乗り移った男が、嫉妬にかられて荒れ狂う姿が
舞踊で表現される。ほとんど史料が残っていないため、創作に近い作業になりそうだ。
 また、新作歌舞伎「はなさかじいさん」も上演する。おなじみの昔話を、劇作家・演出家として実験的
作品を上演してきた宮沢章夫氏が脚本を担当。ミュージカルで手腕を発揮するほか古典芸能にも通
じた宮本亜門氏が、初めて歌舞伎の演出に携わる。
 海老蔵は「僕の新たな歌舞伎人生の始まりということも含めて気合を入れ直し、もう一回り役者としても
人間としても大きくなれるよう考えながら、この舞台に挑みたい」とコメントを寄せた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2013022102000177.html
414重要無名文化財:2013/02/21(木) 08:40:03.22
海老蔵自主公演で宮本亜門さんとタッグ!古典と新作融合

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(35)が、8月に東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで初の自主
公演「ABKAI(えびかい)」(8月3〜18日)を開催することが20日、分かった。演出家の宮本亜門さん
(55)が初めて歌舞伎を演出する「はなさかじいさん」と、歌舞伎十八番の一つで、66年ぶりの復活
となる「蛇柳(じゃやなぎ)」の2作品を上演。古典と新作が融合した公演で、歌舞伎界の“新時代”を
築いていく。
 今月3日に父・市川團十郎さん(享年66歳)を亡くし、歌舞伎界の中心である「市川宗家」の当主と
なった海老蔵がその決意を見せるべく、8月に意欲的な公演を行う。
 歌舞伎に対し「歌舞伎十八番を軸とした伝統の継承」と「新時代に向けた歌舞伎の創造」の“二本柱”
を口にしている海老蔵。「僕の新たな歌舞伎人生の始まりということも含めて気合を入れ直し、もう一回り
役者としても人間としても大きくなれるように」と企画した「ABKAI」では、その言葉にふさわしい2つの
演目が披露される。
415重要無名文化財:2013/02/21(木) 08:40:35.49
 「はなさかじいさん」は、誰でも知っている昔話が題材。その演出を託されたのは、宮本さんだった。
ミュージカル、演劇の世界で数々の傑作を作り上げてきたが、歌舞伎を手掛けるのは初めて。「初の
歌舞伎創作ですが、すでにその様式の楽しさ、“日本力”のすごみに日々興奮しております。『枯れ木
に花を咲かせましょう』と桜花らんまんのごとく、日本を元気にしたいと思います」と、主人公の決め
ぜりふで意気込みをのぞかせた。
 一方、66年ぶりの復活となる「蛇柳」は、海老蔵にとって“因縁の演目”だ。当初は、暴行事件に
巻き込まれ中止を余儀なくされた2011年1月の公演で、披露する予定だった作品。ただ、後に
海老蔵は「蛇柳」について「中止になった後に考え直したら『あの形でやらなくて良かった』と思った。
オレにとっては早かった」と話した。今回は、さらに練り上げられた芝居を見せてくれるはずだ。
 シアターコクーンは、昨年12月に死去した中村勘三郎さん(享年57歳)が、古典歌舞伎を新たな
演出で上演する「コクーン歌舞伎」を開催していた場所でもある。「僕としても勘三郎のお兄さんの
思い出もありますし、特別な思いがあります」と海老蔵。勘三郎さんの魂が残る劇場で、チャレンジャー
精神を受け継いでいく。
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/20130220hochi229