子別れの上は「強飯の女郎買い」とも別題のある滑稽噺の名作で
酔いどれ時代の熊さんの駄目っぷりがこれでもかと描かれる
中は上手い人がやると芝居の様だといわれるけどやり手の少ない難演目
ほぼ夫婦喧嘩だけだからね
ここで離婚の顛末が描かれ
夫婦の性格、亀坊のおとなびた賢さが描写される
下「子は鎹」はそれらを受けての大団円だから
バラバラにやるよりまとめてやった方が本当は感動が大きいはずなんだよね
圓生師や小三治師がやったのは素晴らしかった
志ん生師の通し口演も楽しい
下だけ充分とか逃げを打つなら最初からやらなければいいのに