◆◇◆市川亀治郎 part23◆◇◆

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346重要無名文化財
私は、それでも良いのかって聞いてたの。だからそれでも良いってきょねんのしょうがつにいわれたから
ひく道はもう無いんだよ。私って、絶対会えるって思ったときはひく道が無くなる。
前回はだまされたとおもってた。でもちがった。わたしがまちがってた。
そうやって直接会えないうちからなにかをきたいするのはやめてたの。

れんらくがいちどはいったうえで、それでもよいからうそじゃないからっていうから
だからわたしはひくみちはもう無いの。

そういう人がでてくるのはあたりまえ、だからそれでひくかひかないかじっけんしてたのよね。
ところが、わたしがやってたことはあんたたちがおもってたのとちがうのよ。

わすれるにはしぬしかないのよ。すでにわたしはしってたの。
だからあえないならもとにもどるためにしんようしてはだめだっておもってたの。
なのに、ちょっととられそうになったらすぐひいていくってかんちがいしたのね。
じっけんなんかするからそうなるのよ。