【シビけるところが】広沢虎造(二代目)2【コマツ村】
刀は目標物を断ち切るための道具であるが、武器として造られた物は刺突も可能な先端を持つことが多い。
さらに刺突の効果を増すために、刀の先端部分、鋩(きっさき)から刀身の半分以上を両刃にした造り(「擬似刀」という、
剣として扱う分類法がある)を有するものも存在し、日本でも小烏丸のような鋒両刃(きっさきもろは)造りの刀が見られる。
小烏丸は初期のものだが、この造りをした刀は後にもまれにみられる。 だ
が、刀は「突き」に徹すると「斬る」には向かなくなる。効率よく物を斬る為には反りが深く、
刃渡りが長いほうが向いているのに対して、突くためには反りが無く刃渡りが短いほうが向いている。
例えば突くための武器である槍は、長いとされる「大身槍」の基準が1尺(30センチ)である。