【シビけるところが】広沢虎造(二代目)2【コマツ村】

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766重要無名文化財
黒船来航前夜の安永前期。黒船来航を待たずして度重なる飢饉、貨幣社会の台頭による商人の肥大化等により、
武家の衰退が顕著となり、社会の変革の風を人々が意識・無意識に感じ始めた。
そんな時代に出羽国から江戸へ上り、鍛刀技術を磨くものが現れた。
安永3年に正秀と銘を改めた川部儀八郎藤原正秀、即ち新々刀の祖と呼ばれる
水心子正秀(すいしんしまさひで)の登場である。
これより 明治維新までの時代を「新々刀」と区分する。
特徴としては、製鉄技術の更なる進歩により綺麗な鉄が量産されるようになったため、
地鉄が無地に見えることがある。後期には洋鉄精錬技術も取り入れられ、更に無地風の地鉄が作られた。
地鉄の変化と焼入れ技術の低下からか、総じて匂い口が漫然とするものが多い。また逆行するが如く、
色鉄を用いたり、無理に肌を出した刀や、古作の写しものが出現する。姿は各国でまちまちであるが、総じて身幅広く、
切先伸び、反りのつくものとなる。