16 :
重要無名文化財:
前スレで何故狂言から茂山連れて来たかって話があったけど、
朝ドラだと色んな人に見てもらうために色んな分野で活躍してる人を出演させたりするんで
茂山は伝統芸能枠で、以前に朝ドラ出演してるという観点と、
中の人が言わば二世タレントなので選ばれただけで、
脚本家は当初小草若をそんなに重要な役として書かなかったというインタビューを読んだ。
ただ、茂山が泣きの回を熱演してしまったのと、中の人がナイスだったので
思ったほど小草若が嫌な奴じゃなくなってしまい、脚本のバランスが崩れてしまった、と。
で、茂山と役の解釈と演技で食い違って色々話あった、と。
結果的に茂山の演技で脚本家の考えが変った部分もあり、
茂山の実体験が興味深かったので参考にして脚本を書いた部分もあるとか。
脚本家は脚本を書き換える代わりに茂山に落語上達を要求したらしいが、
ハードスケジュールで回る茂山はそれを言われると逃げ腰になってたらしいので
今後小草若の落語が上手くなるかどうかはわからんw
同じ冊子に書いてあった茂山のインタビューでは
「芸の世界は一生懸命やっても上手くいくとは限らない。だから小草若は最後まで落語が下手なままです」
というようなことが書いてあったが。どうなることやら。
落語指導の染丸師匠のインタビューもあって、
茂山には「自分は落語が下手な役なので落語の基本的な所作だけ教えて下さい」と言われたので
殆ど教えてない、と書いてあった。狂言も同じ伝統芸能だからかすぐに覚えたとか。
しかし、師匠は「落語は所作が出来たら上手くなるというものではない」というようなことも言っていた。
全部うろ覚えなので結構いい加減かもしれませんが。