ちりとてちん

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287重要無名文化財
第6週「蛙の子は帰る」
落語「祟徳院」の人捜しと喜代美・草々の弟子捜しをかけてる。
百人一首、祟徳院の
「瀬をはやみ 岩に流るる谷川の われてもすゑに 会わんとぞ思ふ」、
川の瀬の流れが早いので岩にせき止められて二つに分かれる急流も、やがてまた一つに合流するように、
今はあなたとの仲を裂かれても、いつかは必ず逢おうと心に決めているのです。
で、
弟子捜しをする喜代美と草々の気持ち、
今は引き裂かれた仲だが、必ずまた会えると思っているを表す。

「瀬をはやみ・・」は本当は恋の歌でなく、
政権から追放された祟徳院の怨みの歌で、死んでも必ず復活し怨みをはらすの意味。