【削除厨】立川こらく【粘着コピペ】

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23重要無名文化財
■[仕事]また・・・なにをやってんだか・・・
12時にみんな集まり、12時半に舞台集合。志らく兄さんが「もう今更何も言うことはありません。頑
張りましょう」・・・一同結束を誓った。13時半開場。今日は千秋楽で終演後撤収作業があるために、
1時間早い開演時間となった。14時、いよいよ開演である。いつものようにテーマ音楽が流れ、酒井莉
加さんが舞台に上がる。昨日からナレーションは生声で言うことになった。そして水田家が舞台に立つ。
「さと子、何をしてるの、家はこっちよ・・・お父さん、ほら」、「殿様じゃあるまいし、馬鹿でかい表
札なんか出しやがって」。いつも通りの台詞である。家の中に入って、鰻を食べて、たみの妊娠が発覚。
門倉と水田おでん屋へ。そこで門倉から「産まれた子供が女だったら欲しい」と言われて快諾する水田。
たみも喜ぶだろうと急いで家の中に入った途端・・・奥で、ドンガラガッシャンガッシャーーーーン!!
何かがひっくり返ったようである。そんなことを気にせずに芝居を続ける。今思えば少し気にした方が良
かったのだが・・・。たみが私の上着を脱がそうとするのを「あァいいから、お腹の赤ん坊に障るから自
分でやる」と、上着を脱ぎ、襖をガラガラガラッと開けた・・・目の前に私が朝小言を言った前座がしゃ
がんでいる。動揺する私。お客席からはクスクスッと失笑が漏れる。慌てて舞台に戻ったら今度は襖が動
かなくなってしまった。やっとの事で閉まる襖・・・何だったんだ、今のは??? そのシーンが終わり、
裏に行くと志らく兄さんが怒っている。「どうしたの」、「あいつ、裏で鰻の重箱をひっくり返しやがっ
た」、「あァ、その音だったの」、「それを片付けてるから、『もうすぐ一琴がそこを開けるから、お前
見切れちゃうからどけ!』って言ったんだけど、あいつ頑なに動かないんだよ」・・・意味が分からない
のである。朝の小言で「お前、舞台の動き見てないだろう」って言ったら「いえ、見てます」と胸を張っ
て逆らってきたのに・・・やっぱり見てないじゃねえか。ま、いいや、もう私の中では、私の仕事場に紛
れ込んできたただの兄ちゃんなのである。