13 :
重要無名文化財:
元文相の藤尾正行さん死去
2006年10月23日12時17分
自民党元衆院議員で労相、文相などを務めた藤尾正行(ふじお・まさゆき)さんが22日午後11時57分、肺炎のため、東京都内の病院で死去した。
89歳。
前夜式は24日午後6時、お別れ会は25日午前10時から東京都品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場で。
喪主は長女眞子(まこ)さん。
自宅は東京都世田谷区奥沢3の33の13の801。
1917年生まれ。読売新聞記者を経て、63年の総選挙で衆院旧栃木2区から初当選。
80年、鈴木内閣の労相として初入閣した後、党政調会長、文相などを歴任した。
当選11回。
96年9月に政界を引退した。
歯にきぬ着せぬタカ派的な発言が何度も問題になった。
第3次中曽根康弘内閣の文相だった86年、記者会見で歴史教科書問題に関連して「文句を言っているやつは、
世界史の中でそういうことをしたことがないのか」と述べたのに続き、月刊誌上で日韓併合(1910年)について「韓国側にもいくらかの責任がある」などと語り、韓国の反発を招いた。
中曽根首相に辞任を求められたものの応じず、33年ぶりの閣僚罷免となった。
90年から、台湾との友好をめざす自民党国会議員でつくる日華関係議員懇談会の会長を務めた。