>>756 三馬鹿トリオの大将、言い得て妙w
たしかに、あれじゃ明るすぎて、出来の悪い次男坊の屈折は、まったく感じられなかった。
意地悪ぶりだけは地でできるが、屈折や暗い情熱は、ちやほやされて育ったおぼっちゃまには
地じゃ無理。「芝居」しないと出ないからね。
759 :
重要無名文化財:2005/04/19(火) 18:56:44
自分も楽しみにしてたが、平次の中身の薄い
現代人ぶりとそれに受けてるおばさま方には引いた。
>>756 同意。
客を寝させていないとか、ともすれば退屈になりがちな義太夫物をわかりやすく
演じているとか誉めることもできるのかもしれないが、
自分には笑いのとりたいドラ息子の役にしか映らなかった。
歳若い歌舞伎役者に求められる「なぞる」演技とはまったく反すると思った。
自己流は倍の年齢になってからでも遅くない。
他家の襲名時に平次の役であれだけ目立てるというのは
あの人の持つ天性のものなのだろうから、期待はしてるが。
>>760 も、そう思っているんだろうが、目立ち方が間違ってる。
悪目立ちとはああいうのをいうんだろうな、と思った。
そういうやつです、ABって。
>>756 どうかな?と思ってやってみたら保が褒めちゃったもんで、
自信持っちゃったんじゃないの?
平次のハラがまったく見えてこない、しかも芝居をぶちこわすひどい出来だったよね。
書きたかったんだけど、アンチ呼ばわりされたらいやだな、と思って
今まで書かずにいた。
源太がカンタだったからまだなんとか芝居を保てているが、
予定通りセブンだったらいったいどうなってしまったことか(ABに釣られて
全体が田舎芝居みたいになっていたんじゃないかと)
空恐ろしいです。
カンザ襲名らしくてかえって良かったんじゃネエの?>田舎芝居
昼の部は披露演目も花形演目もおなじみ演目も
俺にはどれもこれもはげしく期待はずれだった。
ここ最近の「舞づくし」は誰がやっているのでしょうか?
766 :
756:2005/04/19(火) 20:59:57
わりと共感を得られたようでほっとした。けっこうドキドキしながら書き込んだんだよw
>>763 勘太郎があのひどい平次にも関わらず、ぶれずにきちんとやっていたのに感心した。
彼のおかげで芝のぶも、いい感じになってきたと思う。
七之助はよくぞ事件を起こしてくれたw
>>764 今月昼の部は充実していたと思うよ。
花形演目(除くAB)、襲名演目(刮目)、おなじみ演目(初日はいまいちだったが、
きょうはよかった)
767 :
756:2005/04/19(火) 21:01:46
>>765 ごめん。今日は珍しく吉兆でご招待だったので、
道成寺、後半しか見てない。
なので今日の舞いづくしは誰だかわからない。どなたか教えてあげてください。
昨日は亀寿だったよ、舞舞
歌舞伎初心者です。
初めて観たので、平次ってああいう役(軍内と茶坊主との三バカトリオ)
なんだと思ってました。
どなたの平次がお薦めですか?
ちゃんとした(語弊があるかもしれませんが)のは、
どんななのか、すごく興味があります。
770 :
756:2005/04/19(火) 21:26:15
>>769 この狂言自体そんなにしょっちゅうかかるものじゃないからね。
自分もナマで見たのは実は今回が初めて。偉そうにいっていたらすまん。
ただ、これだけはいえる。
単なる滑稽でいいなら、「弟」である必要はない。
全てが完璧である兄へのコンプレックス・屈折を秘めた上で、滑稽で、かつ憎めない
キャラを作り上げなければいけないんだと思う、この役は。
だからこそ、この役が難役といわれているんでは?
今のABの実力では荷が重すぎたかもしれないね。
筋書の過去の配役をみて、興味があるのは初代辰之助、左團次。直近の歌昇も
ちょっと見てみたかった。この三人はただの滑稽には堕していなかったような
気がする(あくまで想像なのでご容赦)。
771 :
重要無名文化財:2005/04/19(火) 21:33:26
今日、伝文の収録が入っていたからなのかなぁ?
舞舞尽くしはカンタでした。
>>771 昨日も入ってたけど、今日が本番なのかな。
亀弟ボツですか?w
>>769 先代の三津五郎が平次を演った時は、源太がたしか現梅玉だったと思うのだが、
そういった相性もあってか、平次の苦悩ぶりというのがもっと前面に出ていて、
派手さこそはないが、この人物の、内に秘めてしまっているものの深さを
表現していたように思う。五十日鬘をみて怖いなという印象を受けた。
自分、歌昇の平太見てるんだが印象には全く残っていない。
この演目自体にも魅力を感じなかったのは覚えてる。
兄弟の源太、千鳥にも…だった。
今月でなくてすまんが。
>774
兄弟って梅玉・魁春だったっけ。
たしかに情が薄そうなw
>>774 平太って…w
今月のABはまさにそんな感じだったけどp
>>756さん
>>773さん
ありがとうございます。
あまりかからない演目とのことですが、
別の配役でまた観てみたいです。
「源太勘当」
ABだけでなく各役者の、役の性根への解釈が
微妙にずれてる感じで、不完全燃焼な出来だと思った。
かんた、悲愴感漂うばかりの演技で、風流人の雰囲気には程遠い。
ひでたろも、ただ母性の悲哀の表現だけにに終始して懐の深さが見えない。
以上私見。
千鳥はなんかしたたかに見えたよ…。
しのぶの千鳥、最初の頃より良くなってきてない?
「カンタが源太になって良かったw」ってレスがよくあるけど
もしセブン主役降板→カンタとセブン配役交換→セブン千鳥、なんて事になってたら
もっとひどかったと思う。しのぶ頑張ってるよ。
源太勘当であんなに客が沸いてるの
初めてだったよ
それが腹立つ御仁も多い様だけどw