【着物】◆◇◆  き も の 九  ◆◇◆

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920重要無名文化財:03/07/22 23:44
昔も着物は呉服屋でしか買えなかったのかな? 普段着は自分達で仕立ててたのかな。
とにかく今の(昔から?)呉服屋には晴れ着や勝負服しか置いていないのだから、
普段着を買いにいけばちぐはぐな事になるのも仕方ないような…。
921重要無名文化財:03/07/22 23:49
呉服屋が一番商売する気が無いのはみんな思ってるよ。
一番着物に対して融通が利かず頑なで、
フォーマル物しか需要が無いと思ってるのが呉服屋だよね。
そしてお洒落着といったら、即紬。
本当にどうしようもない。
922重要無名文化財:03/07/23 00:02
でもね、老舗の奥にはいろいろあるのよ。
足しげく通うと向こうも理解してくれるので、好みの物がでてくるようになるのさ。
923重要無名文化財:03/07/23 00:11
呉服屋で「お稽古ですか?」と聞かれたら「観劇です」と
答えている。なんとなく納得してくれるような。
924重要無名文化財:03/07/23 00:19
みなさんそれぞれ苦労してまんにゃなあ
925重要無名文化財:03/07/23 00:37
そうなのよ
不勉強で頭の固い呉服屋のために
こんな苦労をするなんて!
926重要無名文化財:03/07/23 00:47
小紋を着る人が多くなったのは、わりと最近みたい。
少し前までは、フォーマル以外でも同窓会や観劇向けとうたって、
まず訪問着か付け下げ。
で、着物慣れした人の洒落着・街着といったら、大島&結城というのが
もっぱらだったって。
小紋なんてそれこそお稽古でしか着ない代物だったんだろう。
あと、若い女性が来たら必要に迫られてのこと(○○の稽古なんだな)
と勝手に了解する、というのもパターンだったみたい。

単なる趣味でよく小紋着ます、普段も着ますがその時は木綿・ポリ・
ウールです、という客層が突然現れ、呉服屋がついていけてないんだろう。
こういう後手後手こそ、まさにチャンスロスだね、まったく。
927重要無名文化財:03/07/23 01:22
別に「ある日突然」現れた訳ではなくて、少しずつ増えてきたと思うけどね。
初めにそれが新しい流れだとは気がつかなくて、「変わった客」で片付けた。
気づいた時には、その「変わった客」が増え過ぎていて、どうしていいかわからず、
手をこまねいてしまっている。。。。。という感じじゃないの?
928重要無名文化財:03/07/23 03:05
そして「変わった客」は、自分でネットなどの新しい流通形態を探して
ドンブラコッコと流れていきました。
世間では着物ブームと騒がれているはずなのに、呉服屋さんには
今日も閑古鳥が鳴いていましたとさ。
929重要無名文化財:03/07/23 07:57
毎日肌寒い。
昨日、東京地方は23〜24度程度。
夜の気温は19度程度。
今日も最高気温23度だって……

私は先週から単衣に戻りました。
薄物を着る気になんてなりゃしませんわな。
930重要無名文化財:03/07/23 09:50
ほんとだよ〜(鬱
はようクワッとした天気にならんかなー
夏こそ着物好きの醍醐味みゃのにん。。
931898:03/07/23 10:04
>904,905
ありがとうございます。
好みに合い、丈も合い、懐にも優しい着物、頑張って探します。
932重要無名文化財:03/07/23 16:22
今日も寒いよ、東京。
着物も襦袢もポリだから、
急な雨でも平気だし、汚れてもいいんだけど
帯だけは正絹なんだよね。
なんか、正絹の方が締めやすくてさ。

早く晴れてくれないかな。
933重要無名文化財:03/07/23 17:07
TV点けたら偶々浴衣でインタビューされてる母子が映ってた。
何回見直しても、目を擦って見ても、二人とも左前だった。
インタビュアーも若い男の子(アイドル?)で全然気が付いてないみたいで、見てて恥ずかしかったな〜
モザイクも無しで顔丸出しだったし。
934重要無名文化財:03/07/23 20:52
五月中旬並の陽気だってさ、東京は。
こう日照時間なくて気温が低いと、作物の出来だって心配になる。
オホーツク高気圧、去ってくれー(懇願)

>933
他人に着せなれてないとうっかり左前になってしまうことはあるけど、
母子でどちらかが着せてあげたのなら、着せた本人位普通だったろうに、
なぜに揃ってなんだ?
着せなれてない親戚か知人がまとめて二人に着付けたに、1ヒダリマエ!
935重要無名文化財:03/07/23 20:52
「すごーくスケスケ」ではない薄物に、袷用の肌襦絆と裾よけを着てまつ
色物の長襦絆にすればスケスケ感もやわらぐし、単衣までは戻ってない
936重要無名文化財:03/07/23 20:59
井上流で師匠の着付けを写したに、20ひだりまえ…
937重要無名文化財:03/07/23 21:02
>936
井上流なら師匠が左前にするのでわ
938重要無名文化財:03/07/23 21:14
そうじゃった…
939重要無名文化財:03/07/23 23:35
寒い…。単衣の木綿着物きてますよ、ブルブル……
ちょっと薄手の綿紬。これ5月に着ててぴったりだったのに
この時期に着るとは。浴衣を着物風に着る着方ってあるでしょ。
夏にそんなことやってられっかと思ってたけど、今年はやったよ。
元々そうできるように、広衿に仕立ててもらった綿紅梅だけどさ……。
940重要無名文化財:03/07/24 00:57
>939
5月に着る単衣の木綿着物=綿紅梅

なの?
色・柄はどんな?
綿紅梅って「盛夏用のちょっと高級な浴衣地」にしかならないとオモテタ
941重要無名文化財:03/07/24 01:23
>940
ごめん。書き方がまずかった。5月に着てたのはフツーの木綿。
それを7月の今もダサダサで着てるって話に続けて、浴衣の話題にスライドしちまった。

着物風にきた浴衣は、ホンチャンの浴衣。仰るとおり盛夏用の浴衣だす。
もしかしたら着物風に着るかも…と広衿で仕立てたけど、なんか暑そうで
たぶんしないと思ってたのに、こないだそうやって着たの。暑くなかった。
暑くなってほしい……今年新調した夏物、いつ着るんだよ〜〜。
942重要無名文化財:03/07/24 01:57
絽の襦袢じゃなくて冬着てる襦袢に絽の半襟つけて夏物の
着物着れば?
ホテルとか冷房きついとこだとやってる人多いでしょ。
943重要無名文化財:03/07/24 03:32
袷の長襦絆はさすがに暑いので、単衣の長襦絆着てる
944重要無名文化財:03/07/24 09:44
空調がきいた場所では袷の襦袢でもいいけど、
気温は低いが湿度が高いという梅雨寒なので、
冬襦袢だと外を少し歩いただけで蒸れ蒸れになるから、
結局下は単衣か夏もの、上は単衣という選択になる。
下に着込んで薄物という方法もあるけど、
こういう天候では不思議と薄物を着たくならない。
お日さまがまるで出ず、毎日どーんよりと曇ってるから。
パナマなんかも、まるで出番ないよ。

西の皆さんは、すっかり夏でつか?
945重要無名文化財:03/07/24 10:57
関東在住だけど、単衣は見た目が重たくなるので、気が進まない。
濃い色の絽に色物襦絆、冬物肌着が今のところ快適な感じだな。
あと、持ってないんだけどサマーウールってどうですか?
例年暑そうで敬遠してるけど、今年はよさげなイメージですが。
946重要無名文化財:03/07/24 13:15
西日本在住ですが、本日はピカピカのお天気でございます。
現在の気温は31度です。

午前中着物で外出しましたが、麻の長襦袢にポリの絽の着物で
汗だくになりました。
暑がり出し、夏物はあまり持っていないので、早く秋になって欲しいでつ。
947重要無名文化財:03/07/24 14:20
浴衣にはんてんって非常識なのですか?
着物好きの漫画家さんがそんなことを書いていた記憶があるのです。
ある旅館では浴衣とはんてんを用意してあって、みんなそれを着ていたのです
が、もしかしてとてもおかしい格好だったのでしょうか。
948_:03/07/24 14:20
949重要無名文化財:03/07/24 14:47
旅館で浴衣にはんてんをサービスするのは、
仕草によっては身八口から胸元がみえたり、
ゆるゆると衿崩れして胸元がみえそうになったり、
対丈だからうっかりすると腿の付け根までみえたり等々、
和装慣れしていないと起こるであろう
諸々の<はしたなさ>を予防するために
上半身をカバーする意味があると思う。
湯上がり時の体温調節用もね。

浴衣にはんてんが非常識とは思わないなー。
美意識としてやりたくないというのはわかるけど。
950重要無名文化財:03/07/24 18:42
旅館に置いてあるのは丹前。
ttp://www.kimono-taizen.com/know/tanzen.htm

半纏はこっち。
ttp://www.kimono-taizen.com/know/hanten.htm

それに、温泉の丹前ははしたなさ予防より、
体温調節のほうが元の目的だろ。
951重要無名文化財:03/07/24 19:44
もともとの目的はそうだったかもしれないけど、
今は空調もしっかりしてるし、
温泉は湯冷めしないという効用もあるから
はしたなさ防止の方がしっくりくる。

なんか、恥ずかしいじゃない
旅館やホテルの中
浴衣一枚で歩き回るのって。
恥ずかしくない?
952重要無名文化財:03/07/24 21:38
漏れは浴衣というより、あの紐みたいなのが嫌。
ちゃんとした帯か、兵児帯ならいいんだけど。
953重要無名文化財:03/07/24 23:44
>>950
その解説を読む限り、浴衣の上用に用意されてるものは、
明らかに半纏だと思うけど。
丹前は半纏よりも丈の長いイメージだ、自分は。
954重要無名文化財:03/07/25 01:15
うーん、この前の冬、
温泉旅館に泊まったけど、空調効いてても結構寒かったよ。
特に温泉でじっくり温まって毛穴が開いてる状態だと、
湯冷めという感じがひしひしした。
だから、丹前も半纏もありがたかったけどね。
それと、952さんが言うように、あの、紐みたいな帯みたいなアレが・・・。
対丈の着物のウエストをあの手の紐で縛ると、
女性の場合どうしても胸元がはだけやすいように思うの。
だから、何かは折る者が欲しいかなとは感じるんだよね。
たとえ寒くなくても。
955重要無名文化財:03/07/25 01:53
いや、丹前でしょう
956_:03/07/25 01:56
957947:03/07/25 02:21
>950
えっと、私が言っているのは「半纏」のほうです。
旅館に置いてあったのも半纏です。
958_:03/07/25 02:22
959重要無名文化財:03/07/25 03:28
絹物に半纏はおかしいけど、木綿、浴衣に半纏は(室内は)おかしくないよ。
その格好でスーパーにいってOKなのは、受験生か浪人生かって感じだけど。
どっかのルールブックに書いてあるから・・ではなく、長年の感覚です。

関係ないけど温泉で丈の長い浴衣しかない時は、ストッキングを下紐につかって
おはしょりつくって、紐みたいな帯を締める。胸元対策で。
ゆるむよね、あの細い紐帯1本じゃ・・・
960重要無名文化財:03/07/25 09:36
この間BSで再放送された「阿修羅のごとく」では、4姉妹の母は
常に和装だったけど、家でも紬の上からはんてん状のもの
(キッチンコートとかトッパーといわれてたものだと思うけど)を
着て、その上に割烹着着てた。
常着だったら、汚れ防止や袖カバーの意味も含めいいかもね。
年寄くさい格好になるだろうけど(w

以前温泉旅館に泊まった時、用意されてた厚手の化繊のはんてん、
洗濯も楽そうだし、着るとボロ隠しになるし、普段用にお持ち帰り
したいと思ってしまったこと有り。
961重要無名文化財:03/07/25 12:18
>957
半纏というと綿入れのイメージが強いんだけど、
綿入ってたの?
962重要無名文化財:03/07/25 18:11
綿がはいってない半纏もあるよ。
祭り半纏だって、半纏の一つ。
むしろ、丹前に綿入れイメージが強いな。どてらというか。
丹前と聞くと、着るものよりもまず寝具を思い浮かべてしまう。
昔は布団じゃなく綿入れ長着をかけて寝てたし、
私の家でも冬になると防寒用の丹前があって、布団の上にかけてたから。
963重要無名文化財:03/07/25 18:40
江戸時代、羽織は男が着るものだったから、女は半纏を
着たんだっけ?
964重要無名文化財:03/07/25 19:33
>962
へえー、そうなんだ。
うちは逆だな。

家で冬に着ていた綿入りのもこもこがはんてんで、
旅館に置いてある紺とか茶の毛織物の羽織が丹前。
祭りのははんてんというよりハッピと呼ぶような気がする。

呼び方ひとつとっても、さまざまだねえ。
965重要無名文化財:03/07/25 19:44
丹前は対丈。旅館の丈の短い羽織は茶羽織。半纏は一般に紐なし。
966重要無名文化財:03/07/25 21:23
旅館によっても違うんだろうけど、
一番一般的なのは、化繊かウール地の羽織風半纏、半纏風羽織じゃないの?
女性の羽織は振りがあいてるけど、旅館のはあいてない。
でも紐はついてるから、羽織といえば羽織。
男羽織みたいなもんか。

>>963
羽織は元々武家男性の「道服(閑居時や旅行時に着用)」だったそうだけど、
深川芸者が着るようになって町民女性にも流行。そのすぐ後の延享5年に
女羽織禁止令が出されたらしい。その理由は、「防寒と称し、夫の羽織を
着るだけにとどまらず、自分用に誂えるとは妻の分際で増長もはななだしい」
ということだったらしい。
そこで羽織に似て羽織に非ずの半纏を、女性もおしゃれで着たみたい。
羽織って、江戸時代でも丈の長さがクルクル変わってて、すごいよね。
今も同じだね。今はアンティークばやりで長羽織が流行してるけど、
さて来年はどうなるんだろう?
967重要無名文化財:03/07/25 21:46
広袖ではなくて袖口が狭い家庭用・普段用羽織が、戦後流行った茶羽織。
小幅のきもの地だけでなく、広幅の洋服地でも作られた。
洋服の影響か、衿がついていないものも多い。
普段着なので袖丈も身近め、ラグラン袖などもある。

半纏は、広袖。ただし袖丈が短い普段着用。衿は折り返りがない。
縞で黒繻子がついたものなどが代表的。通常は紐無し。
ほかに、印半纏、祭半纏、綿入れ半纏、ねんねこ半纏、万祝など。

法被は半纏と似て広袖が多いが、袖丈も長く、紐あり。
紐をつける乳がついているものもある。
半纏より格が高く、背に紋をつけた(大きな染め抜き紋など)。
下級武士も着用したそうな。

なお、打ち合わせがある普段着用の上着は、
上っ張り、引っ張り、キッチンコート、水屋着などと呼ばれる。
968957:03/07/25 23:18
>962
どてらほどじゃないですが、薄?く綿が入ってました。
その旅館、北海道だったんですよ。
969重要無名文化財
>966
江戸前期(すっごくおおっざぱ)に対丈の羽織が流行ったみたいね。
羽織丈はほんとは自分の身長や好みで決めるべきなんだろうけど、
個人の事情と相容れないのが「流行」だよね(笑)。