静岡鉄道、約40年ぶり新型車両導入…2016年春から
http://response.jp/article/2014/11/28/238503.html 静岡鉄道はこのほど、静岡清水線に新型車両を導入すると発表した。2016年春からの運行開始を目指し、8年計画で24両(2両編成12本)を導入する。
新型車両の車体はステンレス製。照明のLED化などにより省エネルギー化を図る。営業最高速度は現行車両の1000形と同じ70km/hで、
制御方式はVVVFインバーター方式を採用。回生ブレーキと交流モーターを搭載する。主要機器の二重化や台車への滑走防止装置の装備により、安全性の向上を図る。
外観は「都会的で魅力的な街並みをつくる車両」のイメージでデザインするが、カラーリングは現在検討している。
客室は全席ロングシートで、ベビーカー・車椅子スペースも設ける。日本工業規格の一人あたり床面積が現行車両の1000形導入時より広くなったため、定員は1000形より21人少ない119人になるが、
利用できる広さは1000形と同じだ。このほか、液晶画面の案内装置なども設ける。
新静岡(静岡市葵区)〜新清水(清水区)間11.0kmを結ぶ静岡清水線では現在、1973年から1985年にかけて導入された1000形24両(2両編成12本)が運用されている。
同線に新形式の車両が導入されるのは約40年ぶりになる