覚醒剤所持の校長、専門は音楽…校歌作曲も
読売新聞 5月10日(土)11時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140510-00050031-yom-soci 覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された松原容疑者(9日午後8時8分、高知署で)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140510-00050031-yom-soci.view-000 高知県警は9日、覚醒剤を隠し持っていたなどとして、福岡県春日市大和町、市立大谷小学校長、松原郁弘容疑者(57)ら2人を
覚醒剤取締法違反(所持など)容疑で逮捕したと発表した。
注射器も所持しており、県警は同法違反(使用)容疑で調べる。
現職の校長がなぜ――。松原容疑者が覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された9日、春日市教委の関係者や元同僚、保護者らの間には衝撃が走った。
同市教委によると、市役所ではこの日、市内の小中学校長を対象に、人権問題に関する研修会が開かれ、松原容疑者も出席していた。
午前11時頃、3人の捜査員が、退室してきた松原容疑者と言葉を交わした後、隣接する福岡県警春日署に任意同行した。
松原容疑者に動揺した様子はなく、落ち着いた表情で応じたという。
松原容疑者は1979年に教諭として採用された。福岡県内の小学校教諭や同県教育センターの主任指導主事などを務めた後、校長となり、昨春から現職。
専門は音楽で、複数の学校の校歌を作曲している。
事件を受け、春日市の山本直俊教育長は「非常にまじめで、学校運営にも真摯(しんし)に取り組んでいたので信じられない」とショックを隠せない様子。
「児童や生徒への薬物乱用防止教育を進めている中、見抜けなかったことが申し訳ない」と言葉を絞り出した。
同僚の間では、教育熱心なことで知られていた。新宮東小学校(福岡県新宮町)の校長だった3年前には、教育専門雑誌に学校での独自の取り組みを論文として寄稿。
教師が児童一人ひとりの課題を把握し、適切な褒め言葉をかけることで成長する、などと記していた。
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最終更新:5月10日(土)11時29分
覚せい剤所持容疑で小学校校長逮捕 保護者間に不安と動揺広がる
フジテレビ系(FNN) 5月10日(土)18時8分配信
福岡県の小学校の校長が、覚せい剤を所持していたとして逮捕された。
子どもたちの指導を一生懸命行っていたという校長の逮捕に、保護者の間には、不安と動揺が広がっている。
逮捕された校長が勤務していた春日市の小学校。
学校の説明を聞こうと、保護者たちが続々と校内に入っていった。
保護者は「(どういうふうに思われますか?)信じられないです」と話した。
9日に逮捕されたのは、福岡・春日市の小学校校長・松原郁弘容疑者(57)。
松原容疑者は5月8日、覚せい剤を所持していた疑いが持たれている。
松原容疑者は「所持は間違いありません」、「妻に申し訳ない」などと供述しているという。
現役の校長の逮捕に、小学校には衝撃が走った。
保護者説明会は午前10時から開かれ、およそ400人の父母らが参加した。
保護者は「冗談半分で、遊びで覚せい剤ごっことかやるんじゃないかという不安がある。そういうことを、ちゃんとケアしないといけない」と話した。
「子どもがどう思うか不安」、「なぜこんな事件が起こったのか」など、集まった保護者からは、子どもへの対応の仕方など、不安も声も聞かれたという。
久保勝美教頭は「日ごろの音楽を中心に、一生懸命に指導したり、学校啓もうのことも考えてやる、そういった姿が印象、心に残っているばかりで」と話した。
学校は、12日に全校集会を開き、児童にあらためて事件の経緯などを説明することにしている。
松原容疑者が所持していた手提げ袋からは、注射器数本も見つかったという。
警察は、覚せい剤の流通ルートの全容解明を急ぐとともに、使用についても調べを進める方針。.
最終更新:5月10日(土)18時20分
Fuji News Network
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140510-00000332-fnn-soci