ttp://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140130t35001.htm 只見線の無償譲渡検討 JR東日本、あす地元提案
2011年の豪雨で被災し、運休中のJR只見線会津川口−只見間(27.6キロ)について、JR東日本が第三セクターの会津鉄道(福島県会津若松市)と沿線2町に無償譲渡する案を検討していることが30日、分かった。
福島市で32日に開かれる只見線復興調整会議で、JR側が提案する見通し。
地元の了承が得られれば、滞っていた只見線の復旧事業が大きく前進する。
関係者によると、譲渡案は被災した線路や駅舎を、運行事業を会津鉄道に、線路などの鉄道施設を沿線2市町にそれぞれ無償で移管する。
JR側は、会津若松−会津川口間(60.8キロ)の譲渡なども検討しているという。
施設が移管されると、自治体は維持管理費などの負担が増えるため、住民や議会の同意を得るなどの調整が必要になる。
JR東日本によると、只見線の復旧費は概算で85億円に上る。
福島県や各自治体は、只見線の復旧方針を明確にするようJR側に求めてきた。
2014年01月31日金曜日