台湾新幹線、信号トラブルで日本にSOS
台湾高速鉄道が25日午前、信号の電子連動装置の故障で一時全線運休した問題で、高鉄はいまだ不明の
故障原因を究明するため日本の専門家に協力を要請、今朝現場での検証作業が行われた。
運行のない夜間から明け方までの時間を利用し、信号の電子連動システムのスイッチを交換したほか、
レール脇の関連設備も更新、テストの結果全て異常がないことが確認された。
日本のチームは、引き続き信号トラブルの原因を調査している。
高鉄は25日午前5時4分、台中駅で信号に異常が発生し、6時20分に全線が運行停止。
4時間以上復旧できず、最終的に信号システムをリセットしたところ正常に作動したが、
不具合の原因は分からないままだ。
地震などの災害以外での高鉄の全面的な運行停止は2007年の開業以来初めてで、今回のトラブルでは
計44本が運休となり、約3万5千人の足に影響が出た。高鉄の損害額は約3000万台湾元(約1億円)とされる。
http://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&NewsID=201304280004