東海道・山陽新幹線 122

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「700系新幹線」をロシア・東欧へ 川崎重工が輸出を検討 2013.1.17 01:13


 川崎重工業は16日、東欧とロシアに高速鉄道車両の輸出を検討していることを明らかにした。
 東海道新幹線で運行される「700系新幹線」をベースとした高速鉄道車両などの輸出を目指す。

 川崎重工は、国内の新規鉄道車両需要が伸び悩むなか、鉄道車両市場が年率2割以上の伸びを続ける
ロシア・東欧向けなど海外での受注で補い、事業拡大につなげたい考えだ。

 日系鉄道車両メーカーのロシア、東欧への高速鉄道車両の輸出は初めて。
 東欧では、ルーマニアとハンガリーの2カ国の間で総延長約900キロメートルの高速鉄道計画があり、
2020年(平成32年)から入札が本格化するとみられる。
 ロシアでも新路線構想があり、こうした計画の実現性や事業採算性などを見極めて、輸出の可否を最終判断する。

 川崎重工は、これまでアジアや北米向けを中心に鉄道車両輸出を強化。
 昨年5月には、台湾高速鉄道から高速鉄道車両を48両、8月にはシンガポールの地下鉄132両を相次いで受注した。
 ただ長期的に、事業売上高を3千億円まで引き上げる計画を掲げる中、目標を達成するには新市場開拓が
欠かせないと見て、ロシア、東欧への輸出を狙う。

 川崎重工は、海外の大型案件と期待する米カリフォルニア州やベトナムなどの高速鉄道計画で、資金問題などを
背景に事業に遅れが生じ、鉄道車両事業の売上高は平成24年度見込みで1300億円と、3年前に計画した目標値に
対して300億円も下回っている。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130117/biz13011701150000-n1.htm