【浜松】東海道線静岡口スレ70【熱海】

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322パーマン
続いて、熱海駅舎及び駅前広場整備に伴う乗降客数増加策への取り組みについてお聞きします。
熱海市として厳しい財政状況の中、数少ない投資的事業として、熱海駅前広場整備事業に対し、
駅前広場の実施設計業務委託料ほかとして22年度7,500万円の予算を計上しています。市民の中
には熱海駅周辺が伊豆の玄関口にふさわしい雰囲気を持つことへの期待や、周辺商店街におき
ましても新たなる誘客への期待はあるでしょう。しかし、これまでの市民協議会での話し合い
や新都市構想推進特別委員会でのやりとりの中からは、駅舎と駅周辺が新しく整備されたから
といって直接的に乗降客数の増加に結びつく根拠は必ずしも明確ではありません。かえって駅
ビルが新築することによって他の地域のラスカ建設の影響と同様に周辺商店街の衰退を危惧す
る声も上がっています。今後行政として取り組まなければならないことは、駅舎及び駅周辺の
整備を進めると同時に、JR東日本に対して輸送体制の増強を要望していくことではないでしょうか。
すなわち先ほど佐藤議員の観光圏の質問の中でも上がっていましたが、第1にこれまでも続けてきた
湘南新宿ラインの延伸、本数増設の要望、第2に在来線通勤圏の拡大に向けた通勤快速、ホームライ
ナーの延伸要望、第3に東北縦貫線建設、すなわち東京上野間に連絡線を設置し、常磐線、東北本線、
高崎線の列車を東京駅経由で東海道線に直通させる計画の開業が2013年に予定されており、それと同時
に大幅なダイヤ改正が予想される中、観光客誘致を有利に進めるため、上野熱海間の路線の要望活動など、
以上3点です。これら3点の要望を熱海市のみでJR東日本に働きかけるのではなく、神奈川県鉄道輸送
力増強促進会議、すなわち今後観光圏認定に向けて進めていこうとする神奈川県西部地域との連携による
陳情活動が重要になってくると考えます。

  今後、駅舎や駅前周辺の改修計画に伴い、湘南新宿ライン、上野方面からの直通列車、通勤快速、
ホームライナーが乗り入れる駅として整備されることになれば、在来線で1時間半以内で都心や横浜と
結ばれることとなり、これまでの新幹線通勤族とあわせて在来線通勤圏としてのリゾート的な要素を持
った魅力ある都市として注目を集めることになるでしょう。