東京電力福島第一原発事故の影響で、福島県内で狩猟離れが深刻化している。
野生動物から規制値を超える放射性物質が検 出され、捕獲しても食べることができないため だ。
野生動物による農作物被害は年間1億円以 上に上り、県はイノシシ1頭につき5000円 の
奨励金を導入するなど、ハンターの確保に乗 り出した。
11月からの狩猟解禁を前に、県は9種類3 3個体の野生動物を捕獲し、放射性物質の検査 を
行った。このうちイノシシとツキノワグマ、 ヤマドリの計14個体で、食肉の国の
規制値 (1キロ・グラム当たり100ベクレル)を超 えた。県はこれらの動物について出荷
を制限 し、自家消費も控えるように指導。捕獲しても焼却や土に埋めて処分するしかない。
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121117-OYT1T00499.htm