東京電力は12日、福島第1原発4号機の原子炉圧力容器のふた(直径6・2メートル、重さ65トン)を
13日に撤去すると発表した。使用済み核燃料プールからの燃料取り出しに向け、作業場所を確保するのが目的。
事故当時、4号機は定期検査中で、圧力容器のふたは原子炉建屋5階部分に置かれていた。13日の撤去作業では
大型クレーンでつり上げ、敷地内に保管する。格納容器のふたやがれきは既に撤去されている。
4号機の燃料プールには計1533体の燃料が残されており、東電は来年秋ごろをめどに取り出し作業を開始する。
http://www.47news.jp/CN/201209/CN2012091201002015.html