東京電力は19日、福島第1原発から20キロ圏内の海域で8月20日〜9月5日に採取した魚介類から、
最大で1キログラム当たり1350ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
国が定める一般食品の基準値は100ベクレル。
最も高かったのは、福島県南相馬市の沖合約1キロで9月5日に採取したアイナメ。
東電は8月1日に同じ場所のアイナメから過去最大の1キログラム当たり2万5800ベクレルを検出しており、調査を続けている。
福島県によると、この海域では漁を自粛しており、流通する可能性はない。
別の南相馬市沖のシロメバルから540ベクレル、大熊町沖のコモンカスベが390ベクレルなど、計9種類の魚が基準値を超えた。
http://www.47news.jp/CN/201209/CN2012091901001976.html