青森市の鹿内博市長は3日の記者会見で、東日本大震災で生じたがれきの受け入れを
断念する考えを表明した。不燃物を一般廃棄物最終処分場に埋め立てる方策を検討していたが、
「処分場に構造上の問題があり、安全を確保できない」と判断した。
がれき処理について鹿内市長は、環境省にことし5、6月の2度にわたり照会した結果を説明。
「国は放射性セシウムによる河川の水質や土壌汚染の影響を否定したが、
明確な根拠が示されなかった。セシウムを吸着する設備の導入にも消極的だった」と述べた。
*+*+ 河北新報 +*+*
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120904t21006.htm