31日午後3時ごろ、福島県三春町天王前にある「日本化学工業」の福島第二工場で爆発が起きました。
警察や消防によりますと、この事故で35歳と61歳の従業員の男性2人が大やけどをして病院で手当てを受けていますが、いずれも意識はあるということです。
警察や工場によりますと、2人が直径2.5メートル、高さ5メートルのタンクを洗浄するためにふたを開けようと、
留めてあったボルトをガスバーナーで焼き切ろうとしたときに、突然、爆発が起きたということです。
警察は、ガスバーナーの火花がタンク内にあった可燃性のガスに引火したものとみています。
日本化学工業は、東京に本社がある化学製品の製造会社で、福島第二工場では、医薬品の製造などに使われる化学薬品を作っており、
警察は作業の安全管理に問題がなかったかなど、詳しい状況を調べています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120831/k10014689531000.html