http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012082801002443.html 東京電力は28日、福島第1原発4号機の燃料プールから取り出した2体の
未使用燃料のうち1体について、腐食や破損は確認できなかったと発表した。
29日に別の1体を点検し、調査を終える。
別の1体も異常がなければ、燃料プールに残る1500体以上の燃料の取り出し
作業に、大きな支障はないと判断できるという。
東電は2体のうち1体を、原発敷地内にある保管先の共用プールから取り出して
調べた。燃料上部の内側に、爆発の際にできたとみられる小石程度の細かい
異物が十数個混入していたが、取り出し作業に影響する部位に腐食や破損はなかった。