【静鉄】静岡鉄道・岳南鉄道8【岳南】

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442名無し歌人
72 韮山反射炉こしらえし 江川坦庵師事をして 技術を極めし機関士も 糞をしたのがウンの尽き
73 ケツ拭く間なんかありゃしない 汽車はとっとと走り出す 追いかけ飛び乗る冷や水も 還暦爺さんそりゃ無茶だ
74 世界を相手に雄飛した 明治の閣僚その最期 一世一代大仕事 汽車にトイレをつけたのさ
75 藤枝宿に向かいたる 軽便ロードもいつの日や 新田真ん中駅作り 今では立派な住宅地
76 サッカー王国ここもあり 市民の誇りブルックス 経済基盤が弱すぎて 福岡移転無念なり
77 越すに越されぬ大井川 初めて架けた木の橋を 復元したよ今の世に 橋脚コンクリくそ笑た
78 大井の川の水ありて ここにも製紙の煙突が 吉原駅を思い出す 茶所台無しその匂い
79 長い鉄橋渡り行き 駿河を離れ遠江 茶畑の丘に登り行く 車窓に覗く富士の嶺
80 真夏の夜を走り行く 急行銀河のその前に 突然出るよ赤信号 丑三つ時の幽霊か
81 ヘッドライトに浮かび出る 前から迫る赤い目は 貨物列車のケツだった 居眠り退行ごめんだぜ
82 金谷の駅から北へ行く 川根の茶どころ巡りしは 蒸気機関車今もなお 走るよ日本の故郷を
83 煉瓦を積みたるトンネルの 上に続くよ東海道 小夜の中山夜泣き石 今でも残る伝説よ
84 貴重な茶畑整地して 静岡空港できたけど 測量まともにやれなくて 滑走路が伸び縮み
85 菊川へ向かう車窓にも 茶畑広がるこの旅路 窓を全開開け放ち 車内に香るよ茶の匂い
86 今は空調積んでいて 眺めるだけのこの景色 林立霜取り扇風機 昔は天井にあったよね
87 イチゴにメロンにブルーベリー 大地の恵みに囲まれて 港湾ありて工業も 電気のことは聞かないで
88 東海道線全通の 年からわずか10年で この地に通した馬車鉄道 明治の気骨の為す技か
89 遠州灘の波しぶき 延々続く砂の丘 後に原発建つなどと 誰も思わぬ池新田
90 軽便ロードを延長し 素掘りのトンネル穿ちつつ 桜が池の龍の地へ 堂々通したその昔
91 電化するほど金はなく 蒸気の煙は嫌がられ 馬車を続けられもせず ディーゼル機関車出番だぜ
443名無し歌人:2012/10/26(金) 20:07:28.56 ID:JRVb4w3s0
92 日本で初めて導入の ドイツ生まれの機関車は 坂道登れぬ非力さで 客の学生後ろ押す
93 なんとか軌道は敷いたもの あまりに遅いその歩み バスの登場待たずして 自転車に負ける体たらく
94 静岡鉄道開通し 池新田にも蒸気来て 軽便同士で比べても 見劣り激しくこりゃだめだ
95 昭和の始めに襲いしの 世界恐慌その陰で ひっそり消え行くこの鉄路 歴史の中の1ページ
96 長閑な自然に囲まれて 行くは遠州掛川へ 左手の丘はつま恋か フクロウ迎える花鳥園
97 市民のお布施を掻き集め 無理して停めたよ新幹線 利用者まばらなその脇を のぞみが追い越しするばかり
98 隣の静岡空港は アクセス悪すぎ役立たず 掛川駅が近すぎて 新幹線駅作れない
99 平成の世に蘇る 山内一豊掛川城 功名が辻が出るまでは 奥さんばかりが目立ってた
100 ここから伸びる細い道 突貫工事は戦時中 二俣線も世に残り 市民の足と愛される
101 小笠の山を切り崩し 作った巨大なサッカー場 財政基盤が弱いのに オーバースペック道楽か
102 東海道のど真ん中 清の愛した可睡斎 遠州三山巡りしの 道も緑に囲まれる
103 やじさんきたさん食べていた ふわふわたまごのその中身 ただの具の無い茶碗蒸し 膨らましただけなんじゃこりゃ
104 信州赤穂の光善寺 しっぺい太郎のヒヒ退治 帰りに乱心間違われ 斬り殺されたる無念さよ
105 遠くの犬など当てにして 相手は一匹だけだろう 戦力集めて戦えば 普通に勝てるぜタコ殴り
106 最期の結末見てみても 人間一人に斬られてる シッペイ太郎も言ってやれ 俺一匹より強いだろう
107 時は流れて今の世は 11人で戦えば 何度も輝く日本一 サッカー王国磐田だぜ
こっちだって磐田まで来たんだぜ スレチだから貼ってないだけで唄ってるんだぜ