ん?
そういえば、ドコドコといったかんじの重々しいエンジン音の車両、バルルルといった感じの軽快なエンジン音の車両とかあったな。
前者はオリジナルの原型エンジンで、後者はDMF15HSA-P(既存の原型エンジンを直噴改造し、300馬力と増加させている)か。
キハ40の加速は初速だけが重いだけで、少し動き出すと、急激に加速が良くなる感じのイメージだった。
搭載されているDW10形液体変速機のトルクコンバータが中高速域重視型の1段3要素だからにゃ。
ちなみに、茨城交通湊線、小湊鉄道で走っているキハ20はTC-2形・DF115形で、トルクコンバータが
3段6要素と構成が異なっており、起動直後のトルクは強いものの速度と伴に急激にトルクが低下するタイプだ。
コンバータ構成の違いにより、起動直後の動輪周引張力はキハ20の約2,500kg弱に対し、キハ40は約2,400kg弱と低く、
過大な車重と相まって、起動直後の特性では非常に不利となり、「キハ40=低出力」のイメージを拠り強める一因にもなっている。
ただし、15km/h程度では、キハ20の約1,800kgに対し、約2,100kg、50km/h程度では、キハ20の約600kgに対し、
約800kgと逆転しており、本来は特急・急行系用の変速機を流用したが故の中高速域での効率を重視した特性が現れている。