東海道・山陽新幹線 112

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174名無し野電車区
さよなら「鉄仮面」 新幹線300系、3月引退 初代のぞみ、出張族ら「公私の支えに」 2012/2/25 16:27
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1992年に東海道新幹線の初代「のぞみ」として登場した車両「300系」が3月のJRのダイヤ改正で姿を消すことになった。
新幹線としては初のフルモデルチェンジ車両で、東京と大阪を2時間半で結び、シャープな顔立ちから「鉄仮面」の愛称で親しまれた。
愛用した出張族や単身赴任者らは「仕事もプライベートも支えてもらった。寂しい」と別れを惜しむ。

「通勤電車のようにのぞみ300系を利用し、おかげでビジネスが軌道に乗った。車内販売のサンドイッチの味が忘れられない」。
92年当時、出張で神戸市の自宅と東京を週2〜3回往復した伊藤忠商事ダッカ事務所長、鈴木琢也さん(52)は振り返る。

300系は92年3月、「こだま」「ひかり」に続いて登場した「のぞみ」用車両として開発され、飛行機との競争を背景に高速化を徹底。
車体を鋼鉄からアルミ合金に変えて軽量化し最高時速は従来より50キロ速い270キロに。東京―新大阪を最短2時間半で結んだ。

始発に乗れば午前8時半に新大阪や東京に着き、多くの会社の始業時間に間に合うため、出張族や単身赴任者はもとより、
遠距離恋愛のカップルらの足としても活躍。名古屋駅に停車しない一部ダイヤは「名古屋とばし」と話題を呼んだ。
当初は車両トラブルも相次いだが、高速化と省エネ、快適性を追求した技術は最新のN700系、700系の基盤ともなった。

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