特急内で白煙 空調の故障原因 - NHK北海道のニュース 02月29日 19時16分
26日、JR石勝線の駅で特急列車の車内に白い煙のようなものが立ちこめ、乗客を乗せたまま、
5時間、停車したトラブルは、整備不足による空調設備の故障が原因とわかりました。
今月26日の夜、安平町にあるJR石勝線の東追分駅で起きたトラブルでは、札幌から釧路に
向かっていた特急列車が、車内に白い煙のようなものが立ちこめたために動けなくなり、
乗客およそ300人が5時間にわたって取り残されました。
トラブルを受けて、JR北海道が原因を調べた結果、車両の空調装置の電気回路の部品が
壊れているのが見つかりました。
JRによりますと、この部品が壊れていると暖房で暖めた空気を車内に送る送風機が動かず、
今回のトラブルは暖房の熱が空調装置にたまって外気に触れた際に、水蒸気が白い煙のように
なって車内に流れ込んだとみられるということです。
また、この空調装置は14年間、使われていますが、点検などの整備は6年間行われていなかった
ということです。
JR北海道は、今回の特急列車と同じタイプの車両の空調装置を2日までに緊急に点検するほか、
再発を防ぐため、今後は定期的に部品を交換することを決めました。
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7003374091.html 読売 > 北海道
石勝線白煙 空調装置故障が原因 2012年2月29日
北海道安平町のJR石勝線で、26日、特急「スーパーおおぞら13号」車内に白煙が充満した
トラブルで、JR北海道は29日、空調装置の故障で発生した水蒸気とホコリが車内に
流れ込んだのが原因と発表した。
同社によると、車内には暖房が入っていたが、室内送風機が正常に作動せず、車内外の気温差で
発生した水蒸気が、ホコリと一緒に天井のダクトから車内に流れ込んだという。同社は、空調設備の
定期点検を継続し、部品の交換時期について改善を図るなど再発防止に努めるとしている。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120229-OYT8T00641.htm 北海道新聞 > 道内
空調装置の部品破損して水蒸気 JR発煙トラブル(02/29 16:00)
胆振管内安平町のJR石勝線東追分駅付近で26日夜、札幌発釧路行き特急列車
「スーパーおおぞら13号」(6両編成)の車内で煙が発生して緊急停止したトラブルは、JR北海道の
その後の調査で、車内に設置された空調装置内の部品の一部が破損したことが原因だったことが
29日、分かった。同社は27日に同型車両計56両の空調装置を緊急点検し問題がないことを
確認した。<北海道新聞2月29日夕刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/354098.html