内部被ばく検査1万人突破 福島・南相馬市立病院
福島原発事故を受け、ホールボディーカウンターと呼ばれる装置を使って住民の内部被ばく検査を
独自に実施している福島県南相馬市の市立総合病院で、検査を受けた住民が延べ1万人を超えた
ことが4日、病院への取材で分かった。
今年1月に測定した子ども386人では、9割以上が体内の放射性物質が検出限界以下だったことも
判明。病院は「現在のところ小児では食べ物による内部被ばくは、ほぼないと推測される」としている。
金沢幸夫院長は「これまで検査した1万人で、緊急に治療が必要な人はいない。今後も食品からの
内部被ばくがないかを含め、継続して調査することが重要だ」と話している。
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020401001362.html