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名無し野電車区:
Q福井先行開業論は、着工議論に水を差すだけではないの?
A確かに、とにかく短い距離、福井までの認可を勝ち取り、その後敦賀もと言う2段論法なら、一括認可論とは異なる意見で混乱をもたらすでしょう。
しかし3年前の期成会でも、あくまで決議されたのは敦賀までの一括認可、その上で開業については2段構えにしてくれと言う内容です。
福井先行「開業」論を福井先行「認可」論と混同されてはいませんか。
Q過去に認可されたときに、開業時期が別々だったことはありませんが?
A過去になかったことは今後もない、そんなことをほんとに思っているのですか。そんなことは世の中あり得ません。
まあそれでも過去にそういうことがなかった理由を探すとすれば、一度に認可される総事業費がせいぜい1兆円くらいだったからです。
今回は2.75兆円もの区間の認可を一度にとることになります。しかも工期はなんと25年。
それだけのお金と期間なら、できあがった部分を先に使い始めると言うことをしないと完成済みの部分がもったいないだけです。
Q2018年までは財源がないのでは?
A清算事業の埋蔵金が建設勘定に繰り入れられたため、線路使用料が建設に使えるようになりました。
金沢、新函館はそれぞれ200億、100億(見込み)ですが、すでに開業している区間と含め2018年までに4068億円にもあります。
2019年以降は国費706億、地方負担353億円も見込まれるため2020年までだけ見ても新規着工に回せるお金は7794億円にもなります。
さらに、将来の線路使用料を担保に機構が借り入れを行うことで、先行開業に必要な財源は確保可能です。