大阪線の特急を次のダイヤ改正でいじるのは無理だよね。
特急を減らそうと思えば、
a) 名阪乙を中川で方向転換するようにして、中川で名伊・阪伊と連絡させれば、阪伊を1本減らせる。
b) 名阪甲を全て八木に停めて、京伊と連絡させれば、阪伊を1本減らせる。
c) 大阪〜八木・名張が1時間に3本も要らないので、阪伊を1本減らす。
などの案があるけど、遷宮輸送を考えると、次の改正ではいじりたくないよね。
となれば、昼間の特急に客を乗せるのが良い。そのためには、
1) 長距離客だけでなく、八木〜大阪などの中距離客を特急に誘導するようなダイヤにする。
2) 昼間の特急料金を下げる。
3) 新型観光特急(平成25年)など乗りたくなる電車を走らせる。
という感じかな?
去年の10月中旬に毎日新聞や産経新聞が、「乗客3割落ち込み 〜 車両1割削減、準急は廃止」という記事を載せた。
近鉄は「決定した事実は無い」と否定したけど、火のないところに煙は立たない。つまり、
1) 車両の削減
2) 準急の削減
3) 種別の整理
を前提に次のダイヤが考えられているのでしょう。
この前提で考えると、
1) 区間快速急行の廃止
2) 昼間の準急を急行に統合
3) 遠近分離から緩急接続への転換
2)については昼間の急行を八尾、山本、高安に停めれば、まるくおさまります。本数は、
急行 宇治山田1、青山町2、国分(または五位堂)1
普通 国分1、榛原3
他に高安入庫・出庫を兼ねた普通(または急行)
この案だと、国分以東の本数はかわらず、国分〜高安については準急1本分を減らせます。
現状では榛原行準急2本が国分で急行と接続していますので、国分〜上本町の有効本数は3本です。
でもこの案なら運行本数は減ったのに有効本数は4本になり、1本増え便利になります。
昼間の特急料金を下げれば、中距離客を特急に誘導できる効果も期待できます。