【東京〜札幌】北海道新幹線146【絶望的】

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◆剰余金スキームでは『お先真っ暗』

鉄道運輸機構に残るのは2500億円。
さらに今後、2010年度から2020年度までの10年間で剰余金が6000億円積み上がる。
これはそっくり鉄道運輸機構に据え置きされる。結果、計8500億円が鉄道部門に活用できることになる。
これが未着工3ルートの方に回れば、札幌延伸にも希望が出てくる。
だがそうは簡単にはいかない。

まず、JR北海道、JR四国などの経営支援のためにザッと6000億円は必要とされている。
さらに、長野オリンピックのために、あわてて高崎=長野間の建設をやり、国が全部立て替えていた。
この新幹線債務償還の一部に充当することや、並行在来線の支援もあって、
これに2500億円は必要とされている。

ただ貸付金として払っていたものがあるので、それが剰余金の形で2500億円出てくるのだという。

しかし誰も言わないのだが、北海道新幹線の函館=青森間など既設の新幹線建設で、
物価高騰のため当初の見積もりより2800億円も建設費が不足しており、
その財源も必要なのだという。

「つまり剰余金勘定の分のスキームで計算すると『お先真っ暗』ということになるんです。
これからはわずかな財源をめぐって、3ルートの中で分捕り合戦が始まるでしょう。
とすると1兆円もかかる札幌延伸ルートは絶望的ということです」と中央の有力関係者語っている。(以上)
 ★つまり札幌延伸の可能性はゼロということだ。(爆笑!!!