東海道・山陽新幹線 97

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583名無し野電車区
JR東日本の新幹線トラブル、原因はシステムの処理容量オーバー

 JR東日本は2011年1月18日、前日の新幹線の運行トラブルについて、運行管理システム「COSMOS」が処理容量の限界を超えたことが原因だったと発表した。
 
JR東日本によると、17日午前7時過ぎに新白河駅と福島駅でポイント故障が発生。駅と駅との間で列車が止まるのを防ぐため、24本の列車を各駅に停止させるようCOSMOSに指示を出した。
この指示を受けて、COSMOSはダイヤ変更を計算するとともに、後続列車についてデータ変更が必要な箇所をチェックした。
 本来であれば、COSMOSはダイヤとデータ変更が必要な箇所を、東京の運行本部にあるパソコンに表示する。 この表示に基づき、運行本部の司令員がデータを変更する。その変更指示を反映した形で、COSMOSがダイヤ変更を完了させる。

ところが、17日はこのように作業を進めることができなかった。というのも、COSMOSは1分ごとにデータ変更が必要な箇所のチェック処理を起動しているが、
変更が必要な箇所が600件を超えるとダイヤを表示できなくなる仕組みになっていた。

この日は短時間に修正指示が集中した結果、変更が必要な箇所が600件を超えた。これにより、東京の運行本部にあるパソコン22台すべてでダイヤ画面の表示が消えた。

これを受けて17日8時23分、JR東日本は全新幹線を停止させた。東京の運行本部と各駅で、データが整合しているか確認するためだ。
その後8時52分にダイヤ変更を完了、9時15分に各駅での列車制御が確実に行われていることを確認した上で、試運転を経て9時38分に全線で運転を再開した。

JR東日本は今後の再発防止策として、「データ修正が必要な箇所が600件を超えても、予想ダイヤを表示できるようCOSMOSのプログラムを改修することを検討する」としている。

(小笠原 啓=日経コンピュータ)  [2011/01/18]


これは、ソフトの流れを経営陣が知らなかったという、重大な過失です。このような基本的なことは危機管理上も把握され、修正やシュミレーションがされて
てなければならないはずです。あと枝葉がいくつも別れておる東日本の新幹線ダイヤは、東海道新幹線以上のパターン化されていないとダメではないか?
パターン化され、
584名無し野電車区:2011/01/18(火) 20:49:25 ID:o0qY24sJ0
束公式
2011年1月15日及び1月17日に発生した新幹線輸送障害について [PDF/70KB]

ttp://www.jreast.co.jp/press/2010/20110106.pdf


東北系統の場合、システム自体が分岐・分併・車両ごとの運用区間縛り等々の煩雑な運用に追いつけなくなってるのが問題

サブシステムも必要だとは思うけど、線路容量の問題もあることだし、線路ごと系統を分けて東北と北陸で別々のCOSMOSを平行させる方が手っ取り早そう。

でも新宿新駅を作ったら作ったで、東北と北陸両方の沿線自治体に「どっちにも行けるようにしる」って言われそう

それじゃ、結局システムを分離出来ずに肥大化するばかりになってしまう。でも福島の立体化はやるべきだな・・・ダイヤ上の大制約

JR東海道新幹線は名古屋大水害の後、車両の統一への道を歩むことになった
現在は座席数・座席配列の統一まで実現。

これにより雪害時の運用変更も容易に出来るようになっている

JR束の発想で
博多まで行く車両 岡山広島まで行く車両 大阪までの車両 こだま用のゆったりした車両
このように分けていたらにっちもさっちもいかなくなるだろうw

585名無し野電車区:2011/01/18(火) 21:50:09 ID:o0qY24sJ0
新幹線トラブル、運行担当者の誤解原因 JR東が謝罪

2011年1月18日20時15分
ttp://www.asahi.com/national/update/0118/TKY201101180470.html
ttp://www.asahicom.jp/national/update/0118/images/TKY201101180332.jpg
新幹線輸送障害についての会見で、謝罪するJR東日本の宮下直人常務と土屋忠巳・電気ネットワーク部長(左)=18日午後2時30分、東京都渋谷区、山本裕之撮影

 JR東日本の五つの新幹線すべてが17日に一時運休したトラブルの原因は、運行担当者がシステム表示の仕組みを知らずに不具合発生と誤解したためだったと同社が18日、発表した。

 18日に記者会見したJR東の宮下直人常務は「人為的ミスだった」と謝罪した。

 17日のトラブルは東北、上越、長野、山形、秋田の各新幹線の運行を一括管理するシステム「COSMOS(コスモス)」で起きた。
都内にある新幹線運行本部室内のダイヤ管理用モニター22台すべてで到着予定時刻を示す線が消え、担当者がシステムの不具合が起きたと考えて全列車を約1時間15分止めた。

 JR東によると、この日朝、雪で福島県内の東北新幹線のポイントが故障し、24本の列車のダイヤを変更することになった。
この際、修正必要箇所がシステムの上限の600件を超えたので線が消えたが、担当者は不具合と勘違いした。



 担当者は表示の仕組みも修正上限数も知らされていなかった。また、システム導入から15年以上たち、列車本数は4割増えたのに、上限数は当初のままだったという。

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                         これは警告書レベルの問題ではない!組織の在り方に大いに問題有り!

自殺や辞職が多いと言われるJR東海だが、大きな事故を起こした責任をJR西日本の福知山線事故から学んでない。
このあたりを経営陣がしっかり認識しておるので社員に対する教育も厳しくなるのも当然だろう。

JR西日本もJR東日本もJR東海と同様、国鉄時代の借金を背負わされている会社なのにシステム全体が国鉄時代と変わってない。