2 :
名無し野電車区:
前スレまでのまとめ
◎ 東京札幌間の所要時間予測に結論が出た
1. 新函館札幌間の未着工区間が260km/h制限のまま →最速5:10くらい
(2013年東京新青森間3:05+新青森2分停車+青函58分(共有区間140km制限)+新函館停車2分+新函館札幌間61分(210kmを表定206km/h)
(青函58分←
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/scramble/scramble2010/20100909.html)
普通の速達が+15〜20分程度&冬期は+10〜60分程度
<結論>普通に5:30かかる。再アセスが必須(再検討して着工に至るまで最短で5年程度)
2. 新函館札幌間で320m/hに国交省方針通りの速度強化工事をする→最速4:58くらい(新函館以北が表定256km/hで50分に短縮)
普通の速達が+15〜20分程度&冬期は+10〜60分程度
<結論>普通に5:20かかる。
3. 青函共有区間以外の盛岡新函館間全線を320km/hに速度強化工事をする→最速4:40〜4:45くらい(同区間の速度強化工事については現時点でなんのリリースもない)
普通の速達が+15〜20分程度&冬期は+10〜60分程度
<結論>普通に5:00かかる。(後述)
なお、320km/hへの速度増加工事(260km/h整備区間での)の費用は2.4億円/km(盛岡以北青函共有区間以外全線だと1100億円かかる)
1100億円以上をかけて最速4:40程度にしても、東京札幌間の時間差は90-100分程度で新幹線シェアが5-10%にとどまる
そのため1100億円以上かけての増速工事も札幌延伸も中止濃厚
政治決断で作る可能性はあるが、民主党じゃ無理(民主党国交省三井副大臣のHPでは、道内高速道路は推進&新幹線札幌延伸は検討と、明確に区別)
出来たら少しは便利だが、償還不能で北海道の財政再建団体転落必至なので、そんなものはいらんという事
◎ KC57 ◆KC57/nPS5E=馬力のバカの出入り禁止が決定された
新小樽駅近辺に住宅街が出来て周辺人口が増え新幹線需要が激増すると書き散らしたKC57 ◆KC57/nPS5E=馬力のバカがフルボッコ
他にも、ウソばかりで厚顔無恥とまで酷評され、スレの総意で出入り禁止が決定された。
3 :
名無し野電車区:2010/12/17(金) 22:06:03 ID:v5z0a1Xm0
◎ 運賃予測
新函館札幌間
1. 新函館札幌間:指定席(運賃含)6000円程度
2. 東京札幌間:指定席(運賃含)22000円程度→新函館札幌間に落ちる金額は1/5の4000円程度
子供割引1/2や、往復割引団体割引、「トクだ値」(最大25%割引)等の割引あり
くわえてLCC本格参入のため、東京札幌間も価格破壊進行(推定7000-8000円)
(ANAのLCC別会社設立の発表では、関空那覇が正規8000円、関空福岡が5000円。関空は羽田より、福岡は札幌より着陸料他が高い→羽田札幌予測正規運賃8000円以下)
→新函館札幌間の運賃収入は、新函館札幌間は実質4000円程度、東京札幌間の区間割当分は実質3000円程度まで落ち込む(確実)
◎ 新函館札幌間の建設償還について
同区間のB/Cは260km/h制限で1未満
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/feature/hokkaido1232501218048_02/news/20090121-OYT8T00328.htm 流動は、東京札幌便からのシェア移転が1割で100万人程度、東北北海道便からの移転が仙台(時間差20-40分)で5-7割程度にとどまり全東北で80万人程度、道内が120万人程度
→予測収入総額は100万人x3000円+80万人x3500円+120万人x4000円=だいたい100億円/年
下駄を履かせて、せいぜい200億円/年が、新函館札幌間の収入総額
一方、同区間建設費は1.08兆円+320km/h速度強化工事分500億円+騒音工事分+経費増加2000億円(
http://www.t-tooru.com/image/shitugi.pdf)他=1.5兆円程度
償還にまわせる金額は収入の1/3なので、最大200億円/年の収入総額のうちの70億円/年程度が、償還にまわせるマックス
1.5兆円/70億円=214年←償還に200年以上もかかり、「償還不可能」が、この事業の正当な評価
◎新八雲以北の散水消雪が不可能な事が明らかに
明かり区間に関しては、従来型の機械除雪しかない
冬期遅延を放置するか(除雪深15cm以上で運行不能、7cm以上で110km/h制限、4cm以上で160km/h制限←
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Simple/21yobou,0.pdf)、
全区間をシェルターにする(建設キロ単価20-30億円×60km程度)かの決断を迫られる
その結果
(1)シェルターの場合には1000-2000億円加算でB/C破綻
(2)ちょっとした雪の度に10〜30(60)分遅延する。冬期遅延放置だとシェア獲得失敗でB/C破綻
のどちらかにしかならない事が判明
4 :
名無し野電車区:2010/12/17(金) 22:09:06 ID:v5z0a1Xm0
◎ 東京札幌間の時間差
盛岡以北を全て320km/hへ高速化工事した場合でも、東京札幌間は最速4:40で実際は五時間
JR札幌駅(北海道庁最寄り)までの駅すぱあと概算は
1. 渋谷駅起点→90-100分差(東京都人口重心に近似)
2. 新宿起点(大宮経由)→80-90分差(東京都庁最寄りとして)
3. 新宿起点(東京経由)→100-110分差(新幹線が自由席の場合や、中央線新宿以西からのアクセスの際にそのまま東京直行の場合を想定)
4.他の関東の時間最概算:神奈川千葉→飛行機95%、東京はまとめて→飛行機90%、埼玉(時間差20-30分)→飛行機40%
(結論)
盛岡以北全線(共有区間以外)320km/h高速化工事後でも、東京札幌間の新幹線予測シェアは1割以下
(予測)
シェアがとれず320km/hへの速度強化工事自体が中止の公算高し
(追加)
札幌仙台間時間差は20-40分になるため、シェアは50〜70で新幹線が優勢(シェア50/50は38分)
(代表的需要予測より
http://www.dokeiren.gr.jp/assets/files/pdf/teigen/2006_08sinkansen-youyaku.pdf)
◎道議会でも、札幌東京間が5時間かかる事を民主党議員が質問/北海道は答えられず
http://www.t-tooru.com/image/shitugi.pdf 新函館駅札幌駅の総事業費は、1.08兆円と試算。一方、資材高騰の不足分が900億円。単純比率で約2100億円の増加が見込まれる。←
期成会試算で札幌駅東京駅間は最短3:57、航空機使用で3:40で、時間的に違いはないと力説。しかし、それは、最速360キロで運行された場合にのみ可能。現実的には、青函共用走行区間内は時速140キロ、
さらに、防音のため道内は時速260キロとなり43分のロス。合わせて期成会試算を61分超過。札幌東京間は3:57ではなく、約5時間。←
◎時間差60分が価格差10000円程度に相当
北大の佐藤先生や道経連の時間差モデルは当時の新幹線との価格差があまりない航空運賃体系を前提にした試算。予測される時間差100分に対して、新幹線が15000円程度安い場合に乗車確率が50/50になる。
しかしながら、新幹線の方が100分遅いのに、LCC化進行により、実勢価格は飛行機の方が10000円近く安くなる。100分遅くて10000円高い新幹線には誰も乗らなくなる。(SD=5000円程度なので4SD以上)
>>1のスレタイは【東京〜札幌】北海道新幹線143【5時間程度】が正確