そろそろ本気で沖縄の鉄軌道路線について考えない?

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36名無し野電車区
>>27に駅名を振ると、
糸満南〜兼城〜豊見城〜小禄南〜那覇空港〜県庁前〜新都心公園〜宮城〜浦添(大平)〜大謝名〜宜野湾中央〜普天間
〜瑞慶覧〜山里〜胡屋〜コザ十字路〜うるま市(具志川)〜石川〜仲泊〜恩納〜許田〜名護
という感じになる。区間ごとの粗密はともかく全体の駅数は妥当。>>35の言うように牧志地内に駅を追加しても構わないくらい。

けれども、この調査は中身が根本的におかしい。鉄道のことも土木のことも良く分からないで調査したとしか思えない。

それなりの距離がある都市間連絡路線なのに、所要時間からして全列車各駅停車が前提。
公有地地下の利用を意識しすぎて線形が悪く速度を出せない。よって所要時間短縮が少なく便益も少ない。

北部ルートがおかしい。新線で46.2kmに6駅しかないのに38分もかかるなんて人を馬鹿にしている。
仲泊〜名護間をR58に沿わせているせいで線形が悪く所要時間が無駄に掛かっている。
「車窓から海の見える観光路線にしよう」などと考えたのかもしれないが、本土であれば
旧線に走らせるトロッコ列車レベルの発想を都市間路線に適用する意味がわからない。
恩納BP・恩納南BPのように内陸を走らせ時間を短縮すべき。

南部ルートもおかしい。県庁前から糸満方向へ行くのに那覇空港をスルーする案は今まで見たことが無い。
普通に考えれば那覇(県庁前)駅で空港・糸満方向に分岐させるか糸満には線路を作らないかのどちらかだろう。
3km以上遠回りしているせいで所要時間が余計に増えている。こんな想定だったら便益が低くて当たり前だろう、という話。

で、どうしてこんな調査になるかというと、結局は担当者がゆいレールの延長でしか鉄軌道を捉えられていないんだろう。
モノレールの計画であれば上のような要素は納得できないことも無いが、鉄軌道は違う。