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名無し野電車区:
457系1000番台
国鉄が1972年から製造した457系のマイナーチェンジ版。
以下の相違点がある。
・側面方向幕の取り付け
・運転台機器を変更(速度計が外付けから内蔵に変更)
・トイレ窓の縮小
・サロ455の固定窓化、回送運転台廃止
・変圧器をPCB対策でTM20に変更(1974年製造分から)
・編成美を整える目的でモハ457・サハ455が大量に製造された(以前は先頭車が中間に入っており定員が削られる上に見栄えが悪いという指摘があったため。しかしこれが仇となり国鉄末期に先頭車化改造車が大量発生した)
・クハ455が2種類ある(偶数向きの1000番台と奇数向きの1100番台、1100番台はわずかしか製造されなかった上にMG非搭載)
架線下DCの電車化を目的としたため従来交直流急行形が配置されなかった秋田や青森、上沼垂にも配置された。
サハシ455は製造されなかった。
比較的新しい事から現在でもJR東日本、西日本、九州に所属しており、一部車両は近郊型化改造されずにオリジナル形態のままやリクライニングシート化改造された波動用の車両もある。
またJR東日本の波動用編成は交直転換スイッチの固定化は行われず、それどころかATS-P搭載改造(クモハ457は日根野の165系のように客室内に積んだため定員が2名減少した)を受けており時折首都圏に顔を出すことがある。