いちご◆和歌山電鐵貴志川線W49◆役員S駅長たま卿

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931名無し野電車区
電子レンジで焼き魚が作れる 小林製薬の「チンしてこんがり 魚焼きパック」が大ヒット
電子レンジのマイクロ波が当たると高温になる紙パックに、切り身魚を入れる。約3分間加熱すれば、
焦げ目の付いた焼き魚が出来上がる。小林製薬の「チンしてこんがり 魚焼きパック」は昨年9月の発売以来、
今年5月までの販売個数が二百万個(出荷ベース)を突破し、3億5千万円を売り上げた。1パックで2回使えるほか、
捨てるだけで後片付けも要らない。小さなヒット商品は、社員のちょっとしたひらめきから生まれた。
「電子レンジで魚を焼けたらいいのに」
開発部の石野哲朗さんがふっとこんなことを口走ったのは、1人暮らしで自宅に魚焼きグリルがなく、
焼き魚を食べる機会があまりなかったからだ。社内の倉庫で冷凍食品をレンジで加熱するときに使う
シートを発見したとき、焼き魚の調理に応用することを思いついた。
マーケティング部で開発企画を担当する十田哲郎さんに相談すると、十田さんは「焼けるかな」と半信半疑だった。
しかし、研究所でシートを使って焼いてみた結果、うまくいった。経営トップが出席する新商品提案の会議で発表し、
商品化が決まったのは昨年2月だった。
しかしその後、試行錯誤が続く。「どうすれば毎日家庭で使ってもらえる商品になるのか」。
十田さんは形や大きさの異なる、約40種類の試作品をつくった。行き着いたのが上下から挟み込み、
熱を効率的に伝える現在の形だ。シートとの密着度を高めるためきちんと閉じられるようにロック機能を付けるなど、
細かい部分に神経を使った。
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http://www.kobayashi.co.jp/seihin/tn_ksp/index.html