架空の車輌形式・番台スレ 16次車

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267名無し野電車区
JR東日本 E129系 直流近郊型電車
○長野地区115系置換え向けの新系列近郊型電車
JR東日本、長野地区に多く残る115系近郊型電車。同車は1960年代前半の設計であり、接客設備の陳腐化はどうしようもなく、また足まわり等のハード面もかなり老朽化が進んでいた。
これらの問題を抱えた115系の置換え用車両として投入されたのが、E129系直流近郊型電車である。
制御装置はE233系と同一のSC90形2レベルIGBT-VVVF、主電動機はMT75形、台車もDT71形・TR255形、SIVもSC86形……と、足回りは完全にE233系のそれと同一。
車体はJR東日本新系列電車でお馴染みの軽量ステンレス製で、E721系のそれに似た3ドア幅広車体である。ただし、床面高さはE233系と同様の1130mm。
前面はE721系そっくりの貫通型。また自動解結装置と電気連結器を装備し解結作業が大幅に簡略化。E127系100番台との併結運用も可能で、これを生かし分割・併合を行う運用も誕生。
編成は6両(3M3T)、4両(2M2T)、2両(1M1T)。従来と比べ、MT同率編成となったことやVVVFインバータ装置の採用、軽量車体などにより、大幅な消費電力の軽減を達成。
なお回生ブレーキも装備しているが、閑散区間での回生失効対策として屋根上に抵抗器が設置されている。回生電力回収装置を変電所に設置するほど頑張る気力はないのである。
車体帯は従来の長野色を継承したパステルブルーとパステルグリーン。ただし、間に細いアイボリーのラインが入りイメージが若干変化した。
接客設備は従来の115系同様の3ドアセミクロスシート。ロングシートもクロスシートもE233系3000番台のそれと同一、コスト削減。
トイレは車両最後部の扉を少しずらした上で電気車椅子対応の大型円筒形のものを設置。
またE233系3000番台同様のドアスイッチが設置され、従来重いドアを手動で開けなければならなかった利用客の負担が大幅に軽減した。
2両編成にはワンマン運転用の各種機器も新製当初から設置されている。
運用は現在JR東日本長野色の115系が運用されているほぼ全域。東は立川、西は中津川・直江津まで広範に渡るほか、しなの鉄道にもS129系として帯色を赤とシルバーに変更の上導入された。
利用客の間では新車として好評だが、一部ファンの間では旅情あふれる115系を駆逐したと不評なのは言うまでもない。