よく、熱海は寂れている、かつて繁盛していただけで今は誰も来ないみたいなことを
言う人がいるけど、
>>716が言ってる巨人の納会が熱海後楽園ホテルで毎年開かれる
ことからしても、そんなの言いすぎで、むしろ大嘘だよね。
たしかに、今の熱海には新婚旅行のメッカであった時代ほどの繁盛はないけど、それは
航空交通網の発展によって若い人のヨーロッパやハワイ方面に人生のうちに一度は行っ
てみたいという好奇心に奪われたからという面が大きいからで、未だ「婚前旅行」
「不倫旅行」「デート」「合宿・宴会」「フルムーン」「日帰り旅行」等々で、老若男
女問わず「選ばれている」という「事実」を無視できないでしょう。
熱海は県内一の観光客数を誇り、全国でもかつては、箱根を上回り第1位、現在では
箱根に逆転されたとはいえ、第3位。
熱海がそうやって批判されるなら、まさしく「昭和の遺物」である下田・修善寺・長岡
こそもっと批判されるべきでしょう。
昔は新婚旅行で遠くに行けなかった人が多かったから「すごすぎる繁盛」だったわけで、
現在衰退傾向にあるのは事実ですが、熱海は変わろうと努力しており、世代の交代もあ
って旅館やホテル・お店・食事亭等、そして当局・観光業界の人も昔の思考を変えよう
と頑張っていて、実際最近では再生の方向に向かってきているよ。
もちろん「依然として強い熱海」という事実に溺れるべきではないし、ときに一定の
自戒は必要でしょうが、決して、熱海は「過去の栄光の地」とはいえない。
サンビーチ、熱海城、MOA美術館、伊豆山神社(関八州総鎮護)、梅園、マリンスパ、
アタミザクラ、秘宝館、大黒崎・錦ヶ浦の絶景、どれも、東京人・横浜人の「憩いの地」
として、過去未来とも思い出を刻み続けている。
そう、熱海、湯河原、真鶴、箱根、小田原は将来も変わることなく東京人・横浜人の「生
きる糧」となり続けるのだからね。