先日、日本の高速鉄道に関するシンポジウムがあったので、最高速度260km/hの向上について質問したのだが、
260km/hの縛りは、大人の事情でも何でもなくて、設備上は速度向上に対応するように建設しているけれども
整備新幹線区間の騒音基準70デシベルが厳しすぎてクリアできないという鉄道建設・支援機構の解答だった。
ただこれは「居住地」に適応される基準なので、最低青函トンネル内は速度向上が見込めるのでは?
上越新幹線の清水トンネルのように。
>>519 それは聞いた相手が間違っていたかも・・・。
機構は、今の新幹線技術における騒音基準クリアの情報を元に回答したわけで、
車両技術における騒音基準のクリアレベルの見通しは運行をするJRでなければ
回答できないだろうな。
70db以下というT類区域は既存区間にも多数存在するわけだし、そこを320km/h
で通過させようとJR東が新型新幹線を開発しているわけだから、単なる騒音基準
だけで速度向上が見込めないというのは、事実に反している。
ただ、機構の立場としては、それに関するコミットメントは無理だろう。
>>520 すまん。
正確に書くと、その支援機構の設備上の解答の後でJR九州のパネラーが、騒音基準を挙げて
「300kmで運転したくて基準クリアを頑張ったけど駄目だった」と回答したんだよね。
800系が騒音対策においては一歩劣る車両だからかもしれないけど・・・。
整備新幹線以前の区間は騒音基準が75デシベル。この5デシベルの差が非常に厳しい。>JR九州
とのことだった。
>>521 そういうことね。
確かに九州新幹線は市街隣接区域通ることが多いから、T類の基準をクリアしないとだめなんだろうね。
まあ、T類、U類を決めるのは沿線自治体ではあるが、5dbの壁は非常に大きいだろうね。
でも、宮城県なんかは沿線の多くが70dbを基準としているんだけど、既存新幹線でもこの基準を守らない
といけないところはある。
話は違うが、九州新幹線といえば既存最新ということもあるが、車両の性能(セミアクティブサスや車両間
ダンパ)の向上と、それほど速くない?余裕の走りで、非常に乗り心地がいいんだよね。