205系121系211系213系〜国鉄型ステンレス車★4
>>213-215 自分は材料系を専攻した人間だけど、その認識は少しおかしいんじゃ?
ステンレス=錆びない、だよ。
少し専門的な話になるけど、鉄道車両に使われるステンレスはSUS301かSUS304。
JIS規格だと、Crの含有量はSUS301が16〜18%。SUS304が18〜20%。
日本金属学会の8年間大気暴露データによると、Crが15%で侵食深さが測定不能。
どうみても錆びません。酸素が存在する限りはね。(酸素がないと酸化皮膜が形成されない)
多分、暴露金属がステンレスだけだと思っている点に穴があると思う。
床下機器や台車など、普通鋼はあらゆる部位に使われているわけで、そちらの腐食は進む。
ステンレス車体だから老朽化しないっていうのは、確かに大きな間違い。
ステンレスは正しくは、ステンレス・スチールすなわちさびない鋼です。
ステンレスは、鉄ークロムーニッケルの合金です。その比率は74:18:8です。
ステンレスの表面はこの三金属から出来た酸化物の薄い膜で覆われて、
内部の鉄がさびから守られています。
だから厳密言えば表面は既にさびています。
>>217 そんな単純な組成のステンレスなんてありえない。コピペかな?
SUS301なんて、C,Si,Mn,Ni,Cr,(P,S)を添加することになっている。
ステンレスの定義は、クロムの含有量が11%以上の鋼。11%以上の鋼なら全てステンレス。
不働態皮膜はクロムの水酸化物・酸化物であって、酸化鉄(=錆)では無い。
鉄やニッケルの酸化物は含まれていないよ。
他に何か知りたいことはある?