>>852 まあ、今回デビューしたJR東日本のE5系については、
現時点での出しうる最高のパフォーマンスと思います。
ただし、今後の新幹線施策を考えるに当たっては、
まだまだこの速度域では不十分であるというのが、私の思いであります。
で、あなたの考えはどうなのでしょう。
せっかくなので、ぜひお示しいただきたいです。
>>854 別にキレたわけではないでしょう。
むしろ、言っていることは極めて仰せごもっともです。
高速道路1000円均一施策により、JR東海の経営への悪影響があっただけでなく、
環境・エネルギー施策との整合性や、道路公団民営化との整合性について、
素直に疑念を述べているものであろうと思います。
JRも国鉄の分割民営化で生まれた法人で、国鉄が残した長期債務の処理について割り切った後は、
各社が国に頼ることなく経営を進めてゆき続けることで、現在まで至っているわけですが、
逆にNEXCO等については、見方によれば早々に経営支援を受ける形になっており、
JR各社からすれば「何それ」という話になるわけです。
また、ガソリン税等道路特定財源については、まさしく道路整備のために使うべきものであって、
これを下げることで道路整備を一般財源から行おうとすることについても、
受益者負担の原則からどんどん離れて行ってしまうことになり、
これについて疑念を述べるのも当然であります。
したがって、今回JR東海の松本社長の述べたことについては、禿しく同意してしまました。
>>876 高速道路の無料化とガソリン税の値下げを両方やるとか、
民主党はかねてから考えていたようですが、「正気か?」と言いたいですね。
日本高速道路債務返済機構が抱えている長期債務を
民主党の各議員のポケットマネーで賄ってくれるとでもいうのでしょうか。
道路の整備が必要な個所なんて、まだまだたくさんあるってこと、
民主党の各議員もよく認識していると思うのだが、いったい何を考えているのやらと。
有料道路とガソリン税があるからこそ、受益者負担という形がとれるのに、
その仕組みをそもそもぶち壊そうというのは一体何を考えているのやら。
「天下り先」が壊せるというメリットは否定しないが。
あと、鉄道事業者の経営への影響より、もっと重要なのは、
やっぱりエネルギー・環境問題との整合性と思います。
もちろんエコカーの導入によって大きな効果が得られるのですが、
それと同時に単位距離当たりのエネルギーコスト(二酸化炭素排出量も概ね比例)について、
鉄道がはるかに自動車交通をしのぐ関係にあるにもかかわらず、
そのことについての施策を同時に考えていない(と思われる)というのは、
お粗末な施策としか言いようがないですね。
まあ、北海道新幹線のレベルでは航空と鉄道との比較が重要で、車はあんまり関係ないですが、
今回の1000均で、新潟〜小樽、大洗〜苫小牧などの航路が大打撃を受け、
その一方で青函間の航路の利用率がアップしたという話もあったようです。