京阪電車スっレドPart118

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864名無し野電車区
9000系は、登場時から嫌いだった。

最初、京都新聞の記事に、「京阪特急 枚方市停車」の見出しで、記事の中には、
「特急から一般運用まで可能な、3ドアの新型車両登場」という旨の内容が
書かれてあって、一体どんな車両が登場するのだろうと、いろいろ想像していた。

ところが登場したのは、7200系とほとんど変わらない車体に、グリーンの濃淡部分に
水色の帯がある、へんてこりんな車両。

車内も、2人がけのロングシートと、固定クロスシートの組み合わせ。見てくれの悪い
吊革配置に、中央の扉の両側には、補助椅子があり、「京阪特急は2扉」だから
朝ラッシュ時以外の、早朝などの特急運用時は、中央扉は締め切り状態で、車端よりの
2扉だけ開くようにして運用するという、よく分からない車両で、言葉は悪いが個人的には、
ゲテモノ車両だった。

9000系の失敗作を教訓にして、中之島線開業時には、扉間2人+1人の転換クロスシート、
車端部ロングシートの、3000系8両6編成が登場し、その玉突きで、9000系は
オールロングシート化に改造。そして9000系は、単なるロングシート車となった。