東海道新幹線乗客数、2年半ぶり2カ月連続で前年下回る
東海道新幹線の乗客数が、2年半ぶりに2カ月連続で前年を下回ったことが2
0日、わかった。不況により、ビジネス客の利用が減っているのが主な原因とみられる。
JR東海は毎月、新横浜―小田原間で数えた1日平均乗客数の前年比を「断面
輸送量」として発表している。08年11月は前年比98%となって06年9月以来の
マイナスに転じ、08年12月は同97%と2カ月連続で落ち込んだ。2カ月連続の
落ち込みは、愛知万博の翌年だった06年6〜7月以来。
また、1月1〜18日の乗客数は前年比95%と、さらに落ち込みが進む傾向と
なっている。年末年始の乗客数は前年並みだったため、東海道新幹線の利用の
中心を占める出張のビジネス客が減っていることが一因ではないかとJR東海はみている。
http://www.asahi.com/business/update/0120/NGY200901200003.html